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カテゴリ:政治・経済・社会
「原発は他の電源よりもはるかに安全」だと発言をしている御仁が少なからずいらっしゃいますが、この時期においては、私は神経を疑います。
「安全?だから、なに?」とお聞きしたくなります。 この異常な状況において、通常時の原発の安全性を示して一体、なんになるんだろう?(これから原発を、どうしていくか?という議論の場においては、必要となってくる論点でしょうが) 当該発言は、たとえ、原発事故を起因とする死者が出ても、他の電源より少数だという主張でもあるでしょう。 だいたいね。事故の程度によって、その死者の数が、他の電源よりも多数になる蓋然性は、当然ゼロじゃないし、その数が他の電源を凌駕するリスクも、原発ははらんでいるんですから。それを考慮・勘案しないのかな? 電源別の一定の発電量に対して、人が死亡する割合だけをフォーカスしてもナンセンス。 火力が事故った時。 水力が事故った時。 そして、原発が事故った時。 どれが一番、厳しい状況に陥る可能性が高いかなぁ? というか、原発の大きな問題は、やはり事故が起こった場合のリスクですよね。 通常時の事象で、比較することは、全く議論がかみ合わないことになります。 事実、かみ合ってない。【つづく】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。
いつのまにか、「原発は安全」と戦前教育の用にうまく丸め込まれましたね。僕は安全だと丸め込まれたくちです。すっかり原発推進派に丸め込まれました。 (2011.04.07 01:40:02)
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