庶民はマナーを要求されないが、
マナーに反した場合、刑によって罰される。
指導者は刑に問われないが、自らをマナーによって律しなければならない。
という意味の中国の文章です。
今の日本の法律体系では
庶民と指導者を分けない。
平等。
そして
指導者は名に問われるから
自らをマナーによって律しない・・・・・・???
ほんと現実そうでしょ。
マナーというか常識の通じない政治家達
まぁ
参院選で民主が大勝したって
参院の半分なわけで
衆院は圧倒的多数の与党なわけで
衆院通過して参院で否決されたら・・・
結局また衆院に戻って衆院で通せるわけで
次の衆院選と
次の参院選でも
民主が勝ち続けないと
民主の天下にはならないわけで
一時
あれっ?
政権が交代する?
って時期がありましたよね。
村山内閣とか細川内閣とか
でも
庶民って気長じゃないから
結局元の木阿弥。
今度もそうなるのでしょうか。
五木の子守唄殺人事件
文庫化したのは今年の5月
初出は10年前の4月
先日「三河高原鳳来峡殺人事件」を読んだ後
時代の問題について触れている著作に興味を感じて
手にした本です。
幼い時から聞いていた「五木子守唄」のタイトルにもひかれたのでした。
今回は
細川政権の頃の話・・・
たった10年前
でも
十年ひと昔
ほんと昔・・・
だって
その頃の政治や政治家の
スキャンダル・・・
あったっけ?
あったに決まってる!
ってな感じで・・・
というより
政治家のスキャンダルなんて
情けないことに
あまりにありすぎて
またか、ってな感じですから
十年前も・・・
あぁこういうのがあったっけ
ってな感じで・・・
なんかね、
その点はうんざりもしたのですけれど。
「ひところ、テレビによくでてたわね。
可愛いお爺ちゃんって感じなんだけど、
笑ったときも目だけは笑わないのよね」
十年前のこういう政治家
誰を思い出します?
T元首相?
Gさん?
私が想像した人と
どうもその後の話の流れだと
合致しない・・・
その人
「日本のフーシェ」って言われていたっけ?
「閣議は形だけのもので
次官会議が主役です。
官房副長官は
その次官会議の議長役だから
内閣を実際に動かしているのは
官房副長官なんです」
たしか・・・そういう話は聞いたことあったなぁ。
この本を読んで思い出しました。
あの頃
土井たか子が衆院議長で
議員や閣僚を呼ぶ時の、クンをサンに変えたとか
立ったままでの記者会見とか
佐川急便事件とか
オレンジ共済スキャンダルとか・・・
そして
五木の子守唄の現地は
ダムの底に
沈んでしまったのでしょうか?
ダムは百年で使い捨て・・・のはずなのに
なんてのもね・・・
ダムを造ると
砂浜が減るとかね・・・
次から次へと
ニュースばかりで
忘却の彼方になってしまった話題
十年前の話題が
おもしろかったのでした。
著者の木谷恭介さん
文体や主張から推測して
勝手に
私よりお若い方って
思っていました。
多作ですしね。
なんと
私の親の世代!
かなりびっくりしました。
年齢と感性は
無関係・・・