Pさんから見たら姪や甥に当たる私の兄弟姉妹従兄弟姉妹
の進学先選択時にすら影響があった
それぞれの結婚時にも
遺伝性ではない、らしい、とはいえ
私の世代が次世代を作る時に
生まれるまで
育つまで
不安はつきまとう。
だったら
子を産まない
だったら
妊娠しない
だったら
結婚しない
だったら
だったら
だったら
実際に障害者のいる家族が
身近にいた体験
お持ちの方が
どれくらいいるのでしょうか?
身近というのは
家族だけではなく
学校で同級生の所で
ご近所で等々。
そこのご家族の実態をご存知ならば
たいへんさもご覧になってる。
私、
結婚して、妊娠して
出産までの9ヶ月
子が
生まれてから成人するまで
ずぅっと不安でした。
そりゃね
日々の雑事で追い回されるから
いつもいつも考えていたわけではないけれど
生まれるまでは
どういう障害を持って生まれてくるかわからないですし
育つ過程で
先天性の障害ではなくとも
どういう病気にかかるか、事故、災害に遭うか。
産む前に
生まれる前に
育てている間に
そんなに気にしてないよ
って方の方が圧倒的に多いのかもしれませんが。
妊娠中だった時の不安って
健常児が生まれたら
喉元すぎて熱さ忘れた?
なぜ不安なのか
だって
見てきているわけで
世の中の偏見
世の中の対応しなさ
家族にかかる体力的経済的負担。
この不安が解消されないから
産まない、って方
案外
多いのかも
と思うのです。
でね、
本音で語らないから
障害者ご本人も
その家族も
綺麗事を並べるから
ってのが
ない?
こういう不安から無縁の文化圏が
あることは知っています。
そういう文化圏と
今の日本を比べたら
そこまで国として、法律として、制度として
整備されていない。
結局
障害者本人と
障害者の家族に負担がかかる。
そういう日本で
人口を増やしたい
と思うならば
障害者が生まれても
国として制度として面倒見ます
にしなければ
不安を感じると分かっていながら
妊娠したくない
のでは?
健常児を育てるのでさえたいへんだから
産まない選択をする方々が増えているわけで。
なぜこの件を書き出したか。
先日ある件を知ったからです。
今、
子育て関連で
健常児の医療費を負担する自治体が増えていて
障害者にも手厚くなって
で
健常児の子育て費用負担が高校生ぐらいまでで
あとは本人が生きていける
という前提で
社会人になると
自治体の援助が外される。
当然だとも思えるのですが
これが一律に行われる。
急にハシゴが外される。
社会に放り出される。
で
障害者も健常者同様に高校生ぐらいで
自治体や国の費用負担がなくなる
あとは本人が生きていけ「ない」
健常児とは異なる将来。
授産所に恵まれた方々
それでも多くの場合、収入は低いのが現実
その授産所にすら巡り会えない、入れてもらえない
そういう方々が
結構な数でいらっしゃって
そのご家族が
遺産を残せるなら運が良いけれど
ってな
結局家族任せ運任せ
生活保護で費用は賄えても
遺産で費用は賄えても
それだけでこと足りないわけで。
日々の生活、生命維持をどう支える?
支えていた側が高齢者になって
体力衰えて
身体的に支えていける?
で心中でもしようものなら
凄まじい非難の嵐。
本質よりも「殺した」で記事になる。
そんな現状を見せられて
これ
やっぱり産むの怖いわ。
と
自分の1世代前に障害者がいた身としては
あ〜
人間?
国?
制度?
文化?
人情?
道徳観?
となったわけで。
もしかしたらその内、次回を書くことが
あるかもしれません。
この件、
実はドッと疲れます。
色々とご意見ご感想を書かれたい?
けれど
ここのブログ、書き込みできない設定にしてあります。
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Last updated
Nov 27, 2023 02:20:06 PM