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カテゴリ:レッド・ツェッペリン
レッド・ツェッペリンの3rdアルバム(写真)に収録されているこの曲は、Zepの代表作のひとつとして知られている名曲であり、特に日本では人気の高い一曲だ。 典型的なマイナー調のスローブルースで、その曲調、展開やロバート・プラントのコブシの効いた情感たっぷりのボーカルは演歌に近いものも感じさせる。「貴方を愛し続けて」なんていう情念を感じさせる邦題も納得。 日本人に人気があるというのも、さらに納得(笑)。 極力、一発録り(ジョン・ポール・ジョーンズのオルガンはオーバーダビング)に近い形で録音されたらしく、荒っぽい演奏ぶりが妙にソソる。 ジミー・ペイジのギターは、プラントの歌の部分ではゆったりとしたアルペジオに徹し、ギター・ソロの部分になると豹変したかのようにせわしなく無骨な弾きっぷりを聴かせてくれる。ギターのフレーズもネチッこく激しいもので、ジミー先生の情念が噴き出してくるかのようだ。 対するジョン・ポール・ジョーンズのクールなオルガンが曲を引き締まったものにしている。 ボンゾのドラムはやはり重い。 ジャニス・ジョプリンを彷彿とさせるロバート・プラントの歌も見事なこの曲は、白人スロー・ブルースのひとつの到達点だと思う。 レッド・ツェッペリンのライヴ映画「狂熱のライヴ」でのこの曲のライヴ・バージョンで聴けるペイジ先生の荒っぽい早弾きギターソロもステキよぉ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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