今日も何かあたらしいこと

グランプリシリーズ・フランス大会が終わって浅田真央選手は結果５位。

ジャンプはまだ全部がそろってはいないけど、NHK杯よりはずっといいし、

練習ではできているという事なので、もうあと少し、という所ですね。

あんな天才がこんなに苦労するのだから、改めて、いかに高度な技術なのか、

完璧にできるという事がどんなに大変なのか、思い知らされる気がします。

でも、特にフリーの「愛の夢」で浅田選手は、瞬間瞬間に美しく滑らかに動き、

やわらかで情感にあふれ、表情も女性らしくしっとりと魅了してくれます。

ジャンプが決まったこのプログラムをぜひ見たい！と思わせられます。

全日本まで一カ月弱あるので、ゆっくりじっくり、取り組めるといいですね。


男子は小塚崇彦選手が中国大会に続いて完全優勝で、高橋大輔選手をも凌ぐ勢い。

とにかく１位しか取ってない！という、飛ぶ鳥を落とす勢いで今季絶好調です。

演技構成点も高くなり、ついに彼の時代が来た、という所でしょうか。

なにしろ高橋選手は、魅力あるプログラムでたっぷりと楽しませてくれるけど、

どうもミスやら取りこぼしやらが多くて、ちょっと乱れてしまう場面が多いような。

端正な、基礎からしっかり積み上げたお手本のような小塚選手が、華を身につけ、

喜怒哀楽をも演じられるようになったら、記憶に残る素晴らしい選手になるのかも。

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