カテゴリ:テレビドラマの部屋
なんとも激戦の火曜日、「ラストホープ」と「書店員ミチル」が残って、
「いつか陽のあたる場所で」と「サキ」が脱落するという、まさかの展開です。 今回は小池栄子さんのトラウマ解決を中心に、いや、トラウマって、 即ドラマの題材になってくれて、ほんとに便利なアイテムなんだけど。 しかし、最初に高校生だった時の小池さんのつらい体験を見せながら、 それが吹越満さんとはっきりリンクするまで、30分もかける構成の妙。 そこに前夫の妻である吉田羊さんをからめて、難手術のどさくさにまぎれ、 復讐を企んでいるのか、「チームバチスタ」みたいな裏切り行為か、と緊張させて。 実は小池さんは、手術を通して二つの過去を乗り越えようとしていた、 医師の倫理を失ってはいなかった、とちょっとほっとし感じ入ったところへ。 さらに、小池さんのトラウマの相手は、実は吹越さんではなかった、という落ち。 小池さんのトラウマは昇華できないまま、さらなるサスペンスを呼び起こす。 この、二重三重にからんだスパイラルが面白くって、もう感心してしまった。 おそらく、6人の医師たちの過去はばらばらではなく、どこかにリンクしているのだろう。 最先端医療とサスペンスが組み合わさって、どんどん面白くなってきたので、 あとはただ相葉雅紀さんの演技が深まってくれれば、言う事なしです。
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Last updated
2013年01月30日 16時09分00秒
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