道楽人生

続報です----日本経済新聞社、3/18,19:24----

国内初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者が滞在していた
英国、フランスへの渡航者からの献血を断る方針を決めた厚生労働省は
18日献血者が最大6％程度減るとの試算をまとめた
日本赤十字社が現在、より正確な予想のために献血者の渡航歴調査
をしており、厚労省は結果をもとに、献血呼びかけの強化や
輸血量抑制の要請などの対策を決める
同日開いた薬事・食品衛生審議会血液事業部会で明らかにした

献血制限は、英仏両国に1980―96年に1日でも滞在した人の献血を
すべて断るという内容、この期間の両国への出国者は約760万人といい、
同省は各世代の献血率からこのうち献血する可能性がある人を約33万人
と推計した、年間献血者数約550万人の6％に相当する

毎年3―4月は献血者が少なく、輸血用血液の在庫も減る時期
同部会では委員の医師らから「6％減ると輸血用血液が不足
する恐れがある」として今回の献血制限への疑問も出たが、
厚労省側は「安全を重視した予防的な措置」と説明した