119384 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

道楽人生

道楽人生

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2018.10.29
XML
カテゴリ:自然・風景
「なると島田島ハーフマラソン」に参加した次の日(10/29、月)の朝一番に「あすたむらんど徳島」を訪問しました。昨日でマラソンが一段落したので、今日は「あすたむらんど徳島」まで、行きは池谷駅で乗り換えて、板野駅からハイキング、帰りは池谷駅までハイキングしました。





「あすたむらんど徳島」は科学体験施設を併せ持つ大型公園という位置づけで、2001年7月1日に板野郡板野町にオープンした施設でしたが、今回が初めての訪問です。
総事業費は約230億円の巨費を投じています(県のこの種の施設と比べると、徳島市の「文化の森総合公園」が300億円ーこちらは図書館や博物館、美術館など5つの施設をあわせての額、徳島市の大型交流施設「アスティとくしま」が199億円で、「あすたむらんど徳島」はこれらと並ぶ徳島県の巨大公共事業のようです)。21世紀の徳島県のスタートを飾る一大事業との触れ込みでした。
徳島県が運営する公園という位置づけですので、駐車場(約1300台収容)はすべて無料、公園への入場料も無料です。こども科学館、プラネタリウム、吉野川めぐりなどの目玉の施設は有料です(実際にプラネタリウムはプログラムごとに個人一般:510円でした)。ただし、これら有料施設も小学生未満はいずれも無料です。

全体は一日では回りきれないほど大きな施設です。今回は、’470億光年の、その先へ’というプラネタリウムのプログラムに興味を覚えたので、プラネタリウムを中心に回りました。
実際に施設に入って体験してみると、4Kレーザープロジェクタの画質が良かったです。ところで、470億光年の、その先へ’という20分のプログラムの内容については、新しい事実や発見が特にはなかったので、少し期待外れでした。これはプログラム制作・配給元(株式会社五藤光学研究所)の力不足が原因ですので、あすたむらんど徳島だけの責任ではないですが、せっかくの設備や貴重な体験の機会なので、もう少し質の高いプログラムを流した方がよいかと思いました。
月曜日(2018/10/29)のお昼、広いプラネタリウムの施設に、私一人しかいない状況でした。施設の運営は大丈夫なのか心配になったので少し調べてみました。

あすたむらんど徳島は県の施設なので、費用は全て県の予算から出ているようです。年間の維持管理費に約10億円を計上しています。実際の管理は財団法人「徳島県観光協会」が県から全面委託されて行われています。
年間維持費の内訳は、観光協会の職員28人の人件費が1億7200万円、観光協会から民間の業者への委託に(植栽や清掃、設備のメンテナンスなど30から40業種にわたる)4億9000万円、そして光熱費などに3億0500万円となっているようです。
一方、収入面では無料がほとんどで、初年度は利用者を30万人として、収入は7900万円の見込みとなっていました。そうすると収支は、差し引き8億9700万円の持ち出しで赤字となっており、その補填に税金が投入されています。おおまかには徳島県民一人当たり年間1000円の負担という額になります。

一日では回りきれなかったですが、今回は風車の丘(写真)から徳島平野(とくしまへいや)を一望できたので、よい想い出になりました。






あすたむランド全体の雰囲気は、ジブリ美術館のいなかヴァージョンという感じがしました。子供にとっては知的好奇心を刺激される居心地のよい公園だと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.11.02 07:52:26
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.