|
テーマ:経済分野の書籍のレビュー(50)
カテゴリ:書評
「投資リスクとのつきあい方(上)- サイコロで学ぶリスク計算」を読んだ。
ともかく、株式投資するには、リスク計算をきちんとするにせよ何にせよ、ルールをもってきちんと損切りすることが必要だと、再認識しました。ぐはぁ。 ともあれ昨今、欧米の投資銀行を中心にコンピュータを何百台・何千台と並べてリスク計算してもサブプライムローンのリスクを見過ごしてしまったことを考えると、リスク計算に使用するモデルの甘い想定は危険であることも再認識しました。 また、この本では長期投資の方が短期よりもリスクが高いとといています。なるほどー。詳細は本をみてみましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[書評] カテゴリの最新記事
ちょっと興味を惹かれる本ですね。探してみよう。
ところで、ルールを持って損切りしようと思っても、いざとなると勇気がでないんですよね~。一瞬の躊躇が、結局ズルズル。そもそも経済が数字でなく感情で動く以上、計算だけでうまく行くのは難しいんだろうなと思います。 ちなみに、巷で言われる「ハイリスク・ハイリターン」。これは「ハイリスクを取ればハイリターンが得られる」と前向きに解釈されることが多いようですが、実際は「ハイリターン・ハイリスク」、つまり「ハイリターンを狙うことは、ハイリスクである」が正しいのではないかと。ニュアンスは似てますが、意味的にはかなり違ってきますから。 (2008年05月12日 00時37分44秒) |