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テーマ:楽器について♪(3626)
カテゴリ:ロック/ギター
毎度おなじみギブソンのギターについてです。
1952年にレス・ポールでソリッドボディ・エレクトリック市場に参入したのですが、バリエーション展開は商売の基本。上位モデルと下位モデルを充実させる方向に出ました。 上位モデルは「カスタム」、下位モデルは「スペシャル」さらに下に「ジュニア」を発売したのです。 (実はスペシャルよりジュニアの方が先に出てます。) スペシャルもジュニアもメイプルトップを持たないマホガニー1P構造で、ピックアップを2個搭載したスペシャル、1個のジュニアというところで差をつけてあります。 このラインナップは1961年にレス・ポールがSGシェイプになっても継続されます。 さて、最下位にランクされているジュニアですが、他の上位モデルにはないメリットがあります。 ピックアップが1個しかないため、ボディにネックを深く挿せるのです。 特にSGはボディが薄いため、強度が他モデルより落ちますから、ジュニア以外だと相当に弱くなります。 ボディとネックの接着面積が広いので、弦のエネルギーをロスしにくいため、他のモデルより力強い音が得られると考えられます。 なかなか手が出ないヴィンテージですが、ジュニアならまだリーズナブル、という考え方もできますね。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.22 10:57:16
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