商品説明
『Jazzmaster(ジャズマスター)』のデビューは1958年。1970年代後半までオリジナルスペックのリリース期間、決して安定した人気とセールスとはいえなかったようですが、リプレイスメントパーツの進化などによりアレンジの幅も広がり、再び人気が急上昇、現在ではプロの現場でも数多く見かけるように、実戦でも活躍してくれるギターとして年齢性別問わず幅広い人気を得ています。ギター界においてメジャーモデルに成り上がった感はありますね。
今回入荷は1966年頃出荷の1本。ネックはヴィンテージフリークの間では高い人気を誇るドットポジションマーク&セルバインディング仕様で、最近なかなか出てこなくなった貴重な1本といえるでしょう。
【ボディ】
全体重量は約3.7kg。2ピースのアルダーボディはこの時期独特のやや黄色が強いサンバーストカラーに彩られます。全体的に打痕、ベルトバックル跡、金属パーツのくすみ等がみられ、比較的きれいながらもヴィンテージ楽器らしい雰囲気をも持ち合わせます。
【ネック】
ヘッド表面は雰囲気の良いウェザーチェックが全体にみられます。ヘッドロゴは若干の剥げ程度でしっかり残っています。チューナーはオリジナルと同タイプの日本製に交換済み、巻きのバラつきはそれほどなくしっかりと機能します。フレット/ナットはいちど交換され、現状少々の減りはみられますがプレイアビリティは良好です。ブリッジはフェンダーの現行パーツに交換済みです。ヘッド厚15.3mm。ナット幅42.2mm。この時期独特の、太さが均一で適度な厚みを持つネックシェイプが特徴です。ネック裏の塗装が剥げてサラッとした手触りはヴィンテージ楽器ならでは。とても良い雰囲気を持つ指板材にも注目ですね。
【電装系】
コントロール系パーツおよびピックアップは当時のものをキープしております。少しかっちりとした感じの出音は豊かな倍音域とスピード感を伴い、ヴィンテージらしい心地よいトーンですね。Mastery Bridge(マスタリーブリッジ)やBuzz Stop Bar(バズストップバー)等、お好きなリプレイスメントパーツを使ってカスタマイズする楽しみも増えたジャズマスター。是非ご自身のスタイルに仕上げてお楽しみください。
ノンオリジナルハードケース付属 |
ドット・インレイ、ネック・バインディング期のジャズマスター出た