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Atletico Tokyo~アトレチコ東京~

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2006.05.19
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カテゴリ:Baseball

5月の頭くらいに、「4月の巨人戦ナイターの視聴率、過去最低」というニュースが流れた。原監督になってもダメなのか…という声も聞こえるが、いろいろ考えてみた結果思ったのが、これだけで巨人の人気が低落していると決めるのは早いということである。


野球に限らず、スポーツ人気の大前提として重要なのが、「スポーツが行われているスタジアム」である。そもそもテレビ中継というのは、スタジアムが常にお客さんで埋まり、試合を観たいのに観られない人のために作られたものであるはずである。だから、人気を考える際に私はまず「スタジアムがどんな様子か」を見る必要があると思う(余談になるが、最近報道ステーションでNFLのブラックアウトポリシー=「試合の48時間前までにチケットが売り切れないとテレビ放送はしない制度」を取り上げ、プロ野球はこれを採用すべきだ、という特集をしたらしいというタレコミが何回か来た。参考例を出すのはいいが、年間20試合もないNFLと年間150試合近くあるプロ野球を同列に扱うこの感覚はどうかと思う。だいたいMLBだってその制度は使っていない。いい加減米国の制度のコピー思想はなんとかしてほしいものである)。


で、東京ドームの様子はどうなのか。私は残念ながら、今年の巨人戦はまだ先週土曜の西武戦しか生観戦していないので、後の様子はテレビでしか知らない。ただ、その様子だけでも「昨年と何か違うな」と思わせるものがあった。
違いというのはなかなかわかりにくいと思う。しかし、例えば2階のC席エリアが昨年より空席の率が減っていること、そしてそこの観客がタオルを振るなど応援をするようになったこと、これらはチームの人気という意味でなかなか大きいのではないかと思う。野球の応援は通常外野席であり、東京ドームではこのエリアが売り切れないことは滅多にない(昨年は何度かあったけど)。2階席などは、ゆっくり観戦しながら、盛り上がってくると応援に参加する、というスタイルがリーズナブルで楽しみやすい理想形だと思われるが、そこに近づいているように見える。ただ見るだけでなく、時には参加することに野球観戦の楽しさは盛り込まれているのだ。


ちなみに、巨人の応援は楽しく熱くなったと思う(…とはいえ、千葉ロッテのようなサッカー型の応援が増えただけなのだが)。その根拠は外野席の埋まり方だけではない。先週の西武ドームで私たちは1塁側指定席で観戦していたが、周りにいた子供たちの何人もが、西武のメガホンを持っているのに、巨人の選手の応援歌でもそれを叩いていたのである。自分自身そうだったから気持ちがわかるのだが、子供はこだわりを持つというよりも、楽しければそれに乗る。あのときの光景は、巨人を応援することに「楽しむ魅力」が備わっていたいい証拠だったと思う。


はっきりいって視聴率という客観的「数字」では簡単には表せないので、私がいろいろ述べたことで証拠には乏しいのは確かである。ただ、今シーズンの現場のスタジアムの様子(これは巨人に限らず)は、確実に野球人気が復活していると感じさせる。マスコミ(特にF局など巨人戦を手放す傾向の強い局の最近の否定的報道はとても気になる)の皆さんには、視聴率だけで人気を計らないで欲しいと思う。



※視聴率についてほとんど語っていないので補足させていただくと、私が思うのは

「1・テレビそれ自体の視聴率低下」
「2・近年の情けなさにより、根付いてしまった巨人へのネガティブイメージ」
「3・全国放送それ自体への需要の低下」

である。
 2について、私は昨年オフの補強が原因の一つだとはあまり思わない。これまで(ローズやペタジーニなどの外人や小久保問題、FAの清原・江藤など)のやり方がひどすぎたことがあるし、昨年の成績では補強をしっかりやるのは当然の流れだったからだ。それよりも、「毎晩巨人を見なくても生活には何も影響がないし、もっと楽しみがある」と一度思ってしまった人に、再びテレビの前に戻ってもらうことは相当に困難なことであり、これこそが最も大きな問題ではないかと思う。巨人が強く魅力的になっても、ちょっとやそっとの魅力では一般人はもうついて来にくいのではないか。こればっかりは数年かけて少しずつ変えていくしかない。

 
そして、地域密着が着々と進む近年の野球界。気が付けば、九州、中国、近畿、関東の他に、東北、北海道も加わり、全国の多くのエリアにプロ野球チームが存在する。各地域のチームはそれぞれのローカルテレビ局と契約し、そこの生中継ではなかなかの視聴率を獲っている。東北人は楽天戦と巨人戦を同時にやっていたら前者を見るのは当然、という流れができている。これからわかるように、地域密着と全国放送は相成れない方式であり、廃れるのはある意味では当然とも言える(ただ、関東でも数字が獲れないのは、巨人が地域に密着できていない証拠になる)。全国ネットのテレビ局は巨人戦をどんどん扱いづらく手放しがちになり、プロ野球界も収入が確実に減る。しかし、これまでの放映権料を始めとする方式が異常だったわけで、この流れに乗って野球界の金の流れが適正化されればそれもいいのではないか。選手年俸もそれに合わせて減っていくのではないかと思う。唯一の問題は、「野球のない地にまで野球を広げる役割」を続けてきた全国ネットが消えることである。






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Last updated  2006.05.19 18:28:01
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