これでいいのだ!
京都市北部、お取引先に出向きました。その道中、目に飛び込んできたもの。思わず車を止めて写真を。先日も書きましたが尊敬する和尚のお寺の掲示伝道です。そのこころ人生何があっても「これでいいのだ!」と受け止めて過ごしてたいですね。このセリフは、昨年亡くなられた漫画家赤塚不二夫氏の大ヒットギャグ漫画『天才バカボン』のパパのセリフです。懐かしく思い出されますし、心強い言葉です。仏教を開かれたお釈迦様の別の呼び方を「世尊」と言います。このサンスクリット(インド語)は、実は「バガヴァーン」・・・・「バカボン」と発音します。「真実なる幸福者」という意味です。赤塚氏は流石にお上手です。漫画のバカボン一家はお金はないけれど、ひらめきと笑いと幸せのいっぱいの家族でした。それはこの「これでいいのだ!」が口ぐせになっていたからです。実はこの口ぐせの元は、お釈迦様でした。弟子達の言葉に対して「善哉善哉」と肯定されていたのです。物事を否定的に受け取るのでなく、『善いとこ探し』で先ずは肯定賞賛していくのです。例え思いがけないトラブルなどが起こっても、「善いかな善い哉」「これでいいのだ!」と受け止めて、対策はそれから考えて対応していけばいいのです。(中略)今私達に問われているのは、『如何に生きるか』です。誰かに束縛されたり制約を受けて、したいことも我慢して窮屈に生きるよりも、自分らしく自由に生きていきたいものです。先人や身近な方の死を通して考えさせられる『生き方』です。「これでいいのだ!」を口ぐせに。南無阿弥陀仏 亀山政臣拝先ずは肯定賞賛していく、これです。美点凝視と同じですね。出来ているようでまだまだ出来ていない自分に飛び込んできた、「これでいいのだ!」でした。