カテゴリ:考えさせられる話
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![]() 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 ![]() ^-^◆ 『村八分』……誤解されている部分の解説 <Revival> 【昭和49年11月15日】【 樋口清之 国学院大学教授 】 <村八分を非人道の極みというのは間違い> 日本の最も悪い風習だといわれるものに 『村八分』というのがある。 その村に、著しい被害を及ぼすような事をした村人を絶縁して、 孤立させることをいうが、 これは世界の人間関係の風習の中で最悪のものの様に、 言われている。 しかし、それは一方的な解釈である。 ![]() 村八分という文字の示すとおり、この断絶は『八分』であって 『十分、つまり ・出産 ・成人 ・結婚 ・葬式 ・法事 ・病気 ・火事 ・水害 ・旅立ち ・普請 ではないことを、私たちは見逃している。 『十分』でなく『八分』であるという事は八分は断絶するが、 二分の交際は残すという意味なのだ。 その二分は『葬式』と『火事』である。 絶縁はしていても、 葬式、すなわちその家族達の中の誰かが死んだ時は、 村中の人たちは葬式を手伝って悲しみを共にする。 火事に会った時もみんなで手を貸して手伝う。 それ以外のことには、手を貸さないと言う意味である。 つまり、絶縁はしていても悲しい出来事だけは、 分かち合おうというのが村八分なのだ。 ![]() これは、日本人の義理人情の発想とも深い関係があろうが、 こんな心やさしい懲罰風習は私は世界に類をみないと思う。 『人間は助け合っていかないと生きてはいけない』という 社会共同意識が、日本人の人間関係の発想の根底に、 最低の基準としてあったのだと思う。 『人間は助け合っていかないと生きてはいけない』 ![]() 人気ランキングに参加しています。 良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。 ![]() ==================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ![]() ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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