カテゴリ:ドラマ・その他
2024年6月28日(金)
朝から大雨。 ということで、録画したものを観ながらの編物。 「おみやさん」、今は亡き渡瀬恒彦さん主演のドラマです。 京都府警資料課の刑事・鳥居勘三郎が、今起きた事件を過去の迷宮入りした事件の資料を元に解決していくというもの。 今回は2011年に放送された第8シリーズの7話目、「あの人は今どこに……京都の思い出殺人事件!!」 なんとゲストは、草笛光子さん。 殺人事件の鍵になる版画に描かれたのは、どの場所かというのがキーです。 それを渡瀬恒彦さん演じる鳥居が、突き止めそのお寺に行く。 画面には、狭いけれどよく整えられたお庭が。 で、そこがどうも見覚えのあるお庭なんです。 左京区にある「金福寺(こんぷくじ)」だと、セリフにありました。 あ、ここ行ったことがある!!! 「芭蕉庵」のあったお寺だ!!! ということで、京都に行く度にパンフレットなどをファイルしたものを取り出しました。 ファイルの表題の「1week京都旅」は、コロナで新幹線も京都のホテルもガラガラになった時、苦肉の策でJR東海ツアーズが販売したプラン。 6泊7日、往復新幹線指定席・ホテル6泊付きでおひとり様40000円ほどの、信じられない激安プラン。 私の知る限りでは2021年から2023年まで5回販売され、4回利用させていただきました。 コロナの最中の京都は、観光客の姿がなくってとってもゆったりと廻れました。 2022年3月23日、詩仙堂に行こうと住宅街を歩いている時、門前の階段をお掃除しているご婦人に微笑みかけられました。 その微笑みに吸い込まれて見学したのが、「金福寺」です。 入口の階段。 これを含めて画像はネットから。 ドラマに出てきたお庭。 このお庭の左横にある細い道を通り山に登ると、 「芭蕉庵」があります。 その昔元禄の頃、芭蕉は京都を吟行しこの寺の住職と親交を深めました。 その時この庵が「芭蕉庵」と名付けられました。 後に与謝野蕪村が荒廃していた庵を再興し、「洛東芭蕉庵再興記」を記したんですって。 芭蕉を尊敬するあまり、蕪村のお墓はここに建てられました。 知らなければ通り過ぎてしまうほどの小さなお寺さん、そこで微笑みかけた人に出会って見学させていただいたのも深いご縁です。 ドラマでまた出会うことができたのも、深い深いご縁です。 これがファイルの23日に回ったお寺さんのパンフレット。 左上が「詩仙堂」、右上が「金福寺」、下にあるのは「曼殊院」のパンフレット。 でね、ファイルの最後にはこの旅で使ったお金の決算書が付いているのよ。 JR東海ツアーズにお支払いしたものから、電車・バスなどの交通機関、スーパーで買って部屋で食べたお弁当やビールなど、拝観料やお賽銭まで事細かに。 これが4回の「1week京都旅」に全部。 我ながら細かい。 でもこれを見るといつどこを拝観して何を食べたか、どこで休憩したかがすっかり思い出せるんです。 インバウンドが激しくなって、人であふれている京都にはなかなか行けなくなりましたが、この4冊のファイルを見て、京都旅を楽しむことにします。 ああ、でも行きたいなあ京都!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「おみやさん」は、見たことがありますよ。でも今は、動画配信されていないようです。
金福寺って、知りませんでした。詩仙堂なら、ずいぶん前のことですが、行ったことがあります。 それにしても、パンフレットだけでなく、領収書などもちゃんと整理して保存してあるんですね。凄い!! 私は普段のお買い物でさえ、3日もすれば、残っているレシートとお財布の残金が合わなくなる。お金の管理能力が欠如しているのかもしれません。 私が気にしているのは、いろんな引き落としに使っている口座の残高くらい。 これに余裕があれば、ほとんど気にせず買い物をしています。 (2024年06月29日 09時58分51秒)
naominさんこんにちは!
いつもありがとうございます!! ドラマに京都で行ったことのある場所が舞台だったんですね。 とっても格安な京都旅行の想い出が蘇りますね。 今はコロナの規制が開けて京都には外国人観光客ばかりで 平日でもいっぱいでした。 いつかまた大好きに京都旅行を楽しめると良いですね。 思い出はプライスレスですから(*´艸`*) (2024年06月29日 12時00分15秒)
私のブログにコメントありがとうございました。
かなり前に放送されたドラマを見ていて気がついたのですね。 金福寺は知らなかったです。 芭蕉庵があるのですね。 古いパンフレットも残っていてその時のことも思い出されたのがすごいです。 京都も人が多すぎて行きにくくなってしまいましたね。 (2024年06月29日 16時00分56秒)
へえ、ドラマの違う楽しみでしたね。
金福寺っていうお寺さん、知りませんでした。 にっこり笑いかけてくださったご婦人、きっと素敵な方だったのでしょうね。わたしだったら頭を下げるくらいで精一杯だわ。 行きたいですよね、京都! でも、混雑だけでなく、宿泊料金もとんでもないことになってるみたいだから、もう、無理かも。 (2024年06月29日 22時41分51秒)
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