イタリアンレストランで新年会
今宵は同門の先輩先生との新年会でした。「エノテカ ラ フラスカ」愛媛県松山市喜与町1-9-4 TEL089-907-1075繁華街の裏通りの隠れ家的なイタリアンです。先ずはスプマンテで乾杯です(^ν^)<antipasto misto>雲子のピカタ 熟成バルサミコのアグロドルチェ雲子=鱈の白子のことで、バルサミコ酢で頂きました。初めて食べる白子料理でしたが、クリーミーで酸味が利いていて美味しい。<primo piatto>瀬戸内産 渡り蟹のリングイネ関東の方は、渡り蟹は出汁をとるもので食べない様ですが・・濃厚な蟹の風味で、パスタを食べているというより蟹そのものを食べている感覚^^ここで赤ワインをアツェンダ サンタ・バルバラ“パトス” マルケ ロッソ 2008イタリアのマルケ州のワインで、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン33%メルロー33%シラー33%です。(1%足りない?この三品種が1/3均等にブレンドされているので正確には各33.33..%)日本には2008VTから輸入販売されるようになった為、まだこのワインを知らない人が多いでしょうね。私も初めて見るワインです。レストランでの価格は16,000円位でしたので、酒屋で買えば8,000円前後でしょうか?サンジョヴェーゼ以外のイタリアワインでセレクトして頂いたこのワイン、CS由来のカシスの香りが強く、チェリーやタール(タバコ)、更にはシラー由来のギャミイな香りがアクセントに加わり複雑です。2008VTとまだ若いのですが、メルローが1/3ブレンドされているのでタンニンもこなれています。オルネライアやサッシカイアと比べると気品のある香味に劣りますが、ボルドーならラ・ミッション・オー・ブリオンに近い香味です。熟成後の姿は未知数ですが、5年後に再飲してみたいと思う1本でした。<second piatto>メイタ鰈のソテー ヨーロッパ産天然キノコのカプッチーノ・ソース蝦夷鹿ロース肉のポワレ サルサ・ペペ・ヴェルデ セダーノ・ラパのピュレを添えてこの鹿肉はいいですね~ジビエの風味を残しつつ食べ易く工夫されています。ワインが進みます。やはりワインと料理は重要なパートナー、相乗効果で更に美味(*^^*)どれ程ワインが素晴らしくても、料理が駄目ならばワインの良さを引き出せませんから。<dolce>ピエモンテ産栗粉のクレープ ヴァニラのジェラート 中山産栗のエスプレッソ香り添えデザートで〆 とても充実した時間を過ごせました。皆様も機会あればラフラスカへどうぞ(o^∀^o)