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京町家の定義はさまざまで統一はされていなくて「これが京町家」と簡潔に表現することは難しいと思いますが、
京都市の定義として「1950年(昭和25年)以前に伝統的木造軸組工法で建てられた木造家屋」とされていいることは前に書きました。 我が隠れ家は碁盤の目の街にはありませんが、この条件を満足し、京都市が選定する町家リストにも記載されているので京町家に含まれると思っていたのです。 ところがそれは景観上のことであって、条例上は京町家と認められていなくて、認定の申請をして認められて初めて条例上の京町家となることを知ったのでした。 以前に市役所に通っていることを書いたのはこの認定を取る為でした。 結果・・・少し前にその認定を受ける事が出来たのですが・・・ 今なぜこのようなことを書くかと言いますと、今日黒塀の塗装をしながらこの塀も認定に寄与したのだと思い出したからなのです。 今日は昨日に引き続き雨が侵入する部分に新たに板を張り・・・ 黒さの濃い部分の防腐剤を塗り、あとは右の方に防腐剤塗れば。取りあえず外側は完成で。あと半日仕事まで追い込みました。 町家認定の申請には図面等の資料も添付しなければなりませんが、種々チェックリストがあって「高塀」がある事もプラスポイントになったのでした。 碁盤の目の中にある純粋の町家なら満足する項目が沢山ありますが、碁盤の目の街の外にある家はそうもいかず塀がポイントの助けみたいな感じだったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
そんなことがあるのですね。
以前書かれていた洛中洛外みたいなことに、京都の方はこだわるのでしょうが、わたしたち外の者にはあまり細かいことはわかりません。 碁盤の目の内だろうが外だろうが、京町家といえるような建物を大切にしていこうという気持ちのあるオーナーさんをサポートするのが大事なことだと思うのですけど、税金でまかなわれることであれば、色々、細かい部分にこだわって、大多数の市民のかたが納得するような規定をもうけざるを得ないのでしょうか? その良し悪しをどうこういう資格はわたしにはないけれど、京都がその文化も歴史も景観も含めて日本全体の宝であることは確かですから、みんなで大切にしていけるように、お役所はそこにこそ力を注いでほしいです。 (2019.12.13 23:44:45)
そうだったんですね。
京町家の認定を受けられたのね。 この黒塀を維持するのは、とっても大変だとこのブログで知りました。 たまに観光に行く身としては、しっとりとした町家の並ぶ雰囲気は、「それだけで京都に来た!って気持ちにさせられます。 (2019.12.14 05:20:07)
そうなんですね、単純に感じる事なのですが、黒い高塀が昔から存在していたというだけで、十分その資格があるという証明だと思います。
ま、日ごろ維持に頑張っておられる閑人さんの努力のたまものだとも言えます。 (2019.12.14 15:34:37)
mamatamさんへ
町家である事は中には潰す為には申請しなければいけないとか制約がある一方、補修の為の(但し外観にかかわる部分)補助金制度もあります。 まあアメとムチと言う所でしょうか(笑) (2019.12.14 20:13:39)
いつもの後輩さんへ
上にも書きましたが、塀を含む町家認定の為にあるべきもののチェックリストを載せましたのでなんだこんな事かと思われるかも知れませんが見て下さい。 勿論チェックリストがスタートラインで添付書類が種々必要なのです。 (2019.12.14 20:20:39) |