貴志祐介の『硝子のハンマー』です。
3年ほど新作が出ておりませんが、久々に貴志祐介の作品を・・・
青の炎からも4年ほど経った2004年に刊行されたのが、この『硝子のハンマー』です。『十三番目の人格』、『黒い家』、『天使の囀り』、『クリムゾンの迷宮』とモダンホラーを連続して刊行していた作者だけに、ホラー作家として有名になっていますが、この作品はミステリーです。
エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、同じフロアには役員と秘書。厳重な監視の中、社長は撲殺された。
凶器は?殺害方法は?すべてが不明のまま逮捕されたのは、専務・久永だった。純子は弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタントを名乗る榎本の元を訪れるが……。
日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。<内容紹介より>
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