テーマ:今日のコーヒー(5074)
カテゴリ:スペシャルティコーヒー
プロのつぶやき1117「こーひーは飲むもの」 千葉にも真夏がやってきました・・・オリンピック観戦はテニスがメインです、まぁツアーの中の一つって感じですね。昨日の錦織とマクラクランのダブルス勝利は見事でした、サーブリターンボレーと展開の速いテニスの面白さが出てました。 柔道も楽しく観てますが・・・最近は柔術や総合格闘技に慣れていますので、体勢崩れてからの引き込んでの展開を期待してしまいますが、柔道だとすぐストップかかって残念です。 昭和39年の東京オリンピックは小学校3年生でした。TV(白黒でした)でブルーインパルスの五輪の輪を見てすぐ庭に出たら東京の空に輪が見えました。ただ横からの方角になるので輪にはなっていませんでしたが、今でも鮮明に覚えています。 10月10日の真っ青な秋晴れにとっても映えていました。運動会やオリンピックの話題になると・・・運動会は秋にするもので、最近の梅雨の時期の運動会はなぜだかわけがわかりません。オリンピックも10月の秋なら素晴らしいと思いますが、一番暑い、熱中症注意の予報の時期に開催するとは(色々事情が伝わってきますが)わけがわかりません。 「ダメなものはダメ」という頑固爺が絶滅してしまったんでしょうか。 そして、コロナ感染は増え続け・・・周りの飲食店は限界を超えているのが伝わってきています。 新しくカード払い用ネットショップを作りスタートしましたが、http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています。 今は卸のお店向けのネットショップを作っています、今まではコンビニ払いがメインでしたが・・・少しでも手間を減らせるように準備しています。8月中には出来上がるようにしています。 そんなこんなで・・・新しいネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ でのおゆみ野店店長コラム「こーひーの丁寧なハナシ」【第3回マニア向けの店にならない為に。】の中で、「こーひーは飲むもの」と店主私がよく言っている言葉を引用しています。 紅茶の店テ・カーマリーで10年、自家焙煎のビーンズショップさかもとこーひーで28年・・・専門店として38年商売をしてきました。若い頃は専門店少なかったですし、とんがっていましたので気合い入りまくりで専門性をアピールしていました。 同時に専門店でありながら、日常の暮らしのなかの紅茶やこーひーをベースにして大切にしてきました。 なので、紅茶ならアフタヌーンティーとか歴史とかマナーとかティーポットやティーカップとかそういうのはお客様ご自身のお好みで楽しんで貰えば良いのであえて避けてきました。 コーヒーだとドリップのあれこれとかエスプレッソのあれこれとか避けてきました。淹れ方よりも、気軽に日常的に美味しくこーひーを飲んで欲しいからです。 しかし、自家焙煎店やカフェ周りでは上手な淹れ方が飛び交っています。勿論淹れ方のあれこれの楽しみはありますが・・・そこにフォーカスしていると気軽に飲むことが遠ざかってしまうんです。 さかもとこーひーに来られるお客様の声で印象的なのは「コーヒー好きだけど詳しくないので」「淹れ方上手じゃないんですがコーヒー好きです」という声です。 さかもとこーひーは専門店のイメージなので敷居が高かったともよく言われます。(反省) カフェでも真剣な眼差しでドリップしていて・・・勿論真剣なのはわかりますが・・・あぁー40年前45年前と何にも変わっていないんだと、美味しさよりも淹れるのが好きなんだなぁーと思っています。 確かに昔は今のような素晴らしい素材が手に入らなかったし、そういう素材があることも知りませんでしたので、手に入る素材からなんとかまろやかで美味しいコーヒーをと工夫したものです。 この20年でスペシャルティコーヒーという農産物としてクオリティの高い素材が使えるようになったのに、まだ昔と同じなのかと思っています。 コンビニのコーヒーがレベルアップしていますが、素材を選び、焙煎をきちんとしていれば、マシーンで安定して淹れてくれるわけです。それが一気に広まってお客さんに評価されています。 そんな思いから・・・ 「こーひーは淹れるものではなくて飲むもの」と言っています。 さかもとこーひーのコーヒーバッグは6種類に増えて・・・常連さんにも地域のご新規さんにも広まっています。95℃以上の熱湯を一気に注いで4分以上・・・1個に12g使って、限界の細挽きにしていますから常連の多くは1個で2杯飲んでいます。 窒素充填の個包装ですので保存もなかなか良いです。 若い頃の自分でしたら・・・コーヒーバッグ、ティーバッグなんて見向きもしませんでした。さかもとこーひーオリジナルのティーバッグも気に入っています。 夕食後にお茶を飲みたくなるんですが・・・さかもとこーひーで販売している「茶の樹」や「玄米茶」をティーバッグにして自宅でも使おうかなと最近思っています。 好きなお茶やコーヒーをティーバッグやコーヒーバッグでお湯注ぐだけの良さを自分で感じています。ようは茶葉やコーヒー豆の選び方次第ですから。 10代で喫茶の道を目指した時の「紅茶やこーひーのある暮らし、気軽に日常的に美味しく紅茶やこーひーを飲んで欲しい」という気持ちは50年経っても変わっていないのであいかわらず頑固で今は爺に片足突っ込んでしまいました。 さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.25 08:46:54
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