テーマ:今日のコーヒー(5149)
カテゴリ:スペシャルティコーヒー
【パナマ・レリダ・パカマラ】(150gパック) 秋が深まってくるとお届けしている特別な品種のパカマラ種です。 一口目から華やかブライトさが印象的です・・・クリーンでまろやかな味わいから、フルーツやフローラル感が伝わってきて、冷めてくるとワイニーな魅力からこの「パナマ・レリダ・パカマラ」の素晴らしさが伝わってきます。 少し冷めると・・・円やかな味わいにアプリコット、マスカット、フローラル、ジューシー、オレンジ、レモン・・・スパイシー、口当たりは柔らかくまろやかで、余韻の甘さが優しく、静かできれいな酸は甘さに包まれて一体となっています。 冷め切った最後のひと口のシトリック系のブライトな余韻はまさにパカマラ種の際立つだった魅力だと思います。 華やかでエレガント・・・優しく上品・妖艶で・・・長く魅力的な余韻・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力をお楽しみください。 品種: パカマラ種 栽培地: ボケテ地域 北西部 ロスナランホ地区 農園: レリダ農園(Finca)内の アメリア農園(Estate),フローラ農園(Estate) 農園主: アモルソ一家 収穫時期: 1月から3月 生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥 ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。 レリダ農園は、1929 年にパナマ産コーヒーを初めてドイツに輸出しました。これにより、パナマはヨーロッパで最高品質の希少なコーヒーの生産者として高い評価を受けるようになりました。また、同農園はパナマで最も標高の高い、素晴らしい生産 環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001 年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら 2000 年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。 2011 年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。農園内は特殊性気候や条件による違いのあるロットごとに分けられています。今日まで、レリダ農園は 100 年以上にわたりコーヒーを輸出しており、その品質は常に特筆すべきものであり、一貫性のある生産工程、素晴らしい精製、非常に丁寧な仕上げにより、パナマの最高のコーヒーのサプライヤーのひとつとなっています。 レリダ農園は 5 つの農園から構成されています。所有順に。。。 1 Esplendorosa Estate 1500~1600m、始まりの農園、バル山を一望できるエリア、ゲイシャ種 2 Flora Estate 1500~1600m、8ha、青々とした植林、パカマラ種・カツアイ・SL34 3 AMELIA Estate 1500~1650m、32ha(他 10ha の保護林)、ゲイシャ、パカマラ(BOP で多数入賞)、ティピカ、カツアイ、曾祖母の名前から名付けられる 4 Lerida Estate 1600~2050m、70ha(他 30ha の自然林)、水洗~乾燥工場もある中枢農園、ゲイシャ、ティピカ、カツアイ、オレンジブルボン、SL28,SL34 5 Michella Estate 1600m、35ha, ティピカ、カツアイ、パカマラ、SL34 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.21 07:32:06
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