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カテゴリ:ゴルゴ13関連・スピンオフ
究極のビジネスマンゴルゴ13の仕事術を読みました。
50年以上連載が続く人気マンガですが、ゴルゴの仕事に対するストイックな姿勢が魅力の一つだと言えるでしょう。 本書はビジネスに対する姿勢をゴルゴ13に学ぶ一冊です。 ◆◆ゴルゴ13の仕事術 究極のビジネスマン なぜ彼は失敗しないのか / 漆田公一/著 デューク東郷研究所/著 / 祥伝社 【読み物としても楽しい一冊】 本書では35のビジネスシーンについて「秀才」「凡人」「バカ」「ゴルゴ」にカテゴライズして紹介しています。 てゆうかゴルゴはカテゴリーなのか…… 手に取った時はゴルゴの仕事ぶりを絶賛する本なのかと思いました。 予想と違い、各ビジネスシーンで秀才はこうする、凡人やバカはこう振る舞う、そしてゴルゴはこうみたいな感じで書かれています。 秀才を読んでこうするといいな~と目標にしたり、凡人を読んでこうならないようにしようと自分を戒めたり、バカを読んで職場のアイツを重ねて苦々しく思ったりと、読み物としても楽しい内容でした。 またゴルゴ13のエピソードを例示する場合はちょっとした解説が乗っていて、本編を知らなくても魅力が伝わるように気を配っているのが良いですね。 【おまけも充実】 本作は定期的に妄想コラムが入っています。 「ゴルゴ、生徒会長になる」とか「もしゴルゴが上司だったら」など同人誌みたいなノリなのですが、これがまた面白い。 そういうことありそうだなという妄想が多く、作品への愛が感じられます。 付録として「ゴルゴと現代世界史」がついています。 ゴルゴの歴史は近代世界の歴史といっても過言ではありません。 米ソ冷戦や火種くすぶる中東、次々に開発される新技術についてなど、ゴルゴ13に取り上げられるテーマはその時代を反映しているように思います。 下手に世界史の教科書を読むよりも、よほど世界情勢に詳しくなれるかもしれません。物騒な方面の話題が多いですが(笑)。 幅広い世代に長く愛されるマンガ、ゴルゴ13。 ビジネスの観点から作品の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。 ◆◆ゴルゴ13の仕事術 究極のビジネスマン なぜ彼は失敗しないのか / 漆田公一/著 デューク東郷研究所/著 / 祥伝社 新品はこちら。 【中古】ゴルゴ13の仕事術—究極のビジネスマン (祥伝社黄金文庫) [文庫] 公一, 漆田; デューク東郷研究所 中古はこちら。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.01 14:55:52
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