カテゴリ:徒然と思うこと
最近よく人間に必要な能力について考えたりします。人間の優れた能力というのはいくつもありますが、そのうちどれか一つだけ選ぶとしたらどのようなものが大事なのでしょうか? 知識吸収能力、計算力、想像力、行動力、応用能力、表現力・・・・いろいろありますが、私は想像力だと思っています。 人間は考える葦であるといったのは物理学者のパスカルですが、実は人間は考えるのが苦手な動物です。しかし、他の動物で理性的、理論的に考える能力のある動物がいないのでこういったのでしょう。それはさておき、人間が苦手とする「考えること」の中でやはり「未来を想像する」ということは苦手なようです。 例えば、何も考えずに目の前にある仕事にやっつけ仕事的に手をつけてみたり、後先考えない行動に走ってしまったり・・・・。極端な例でいえばつまらない動機で犯罪に手を染めてみたり人を殺してみたり・・。その後の自分の自分の親族など周りの人がどうなるかということを想像する能力が落ちてきているような事件が多いと思います。 このような想像力の欠如を招く原因としてテレビが上げられて久しいのですが、今ではゲーム機やパソコンなど自分が想像しなくても勝手に情報が発信され人間は受身になっていればいいというアイテムが増えました。人間という生き物の将来に危惧を覚えることもあります。 今日から2年生として登校を始めた子供たちを見て、この子たちには想像力豊かな人間に、考えることを好きになる人間になって欲しいと願いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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