災害時のソーラー発電
停電すれば如何にたいへんかを台風15号が教えてくれました。私の場合はCPAPを使っているので電気を必要とします。私のようなSASの患者だけでなく自宅での腹膜透析している患者にも停電は支障が生じます。SASの場合は仮に3日間使用しなくても命には別状ない可能性がありますが、腹膜透析はたいへんです。腹膜透析は2日から3日が限界です。どんな部分に消費電力をたくさん使うかというとヒーターが内蔵されています。腹の中の腹膜で透析を行うわけで冷たい透析液を腹の中に入れるわけにはゆかず人肌に暖めて注入します。バクスター社さんに伺ったら最大消費電力で600Wだそうです。スイッチを入れたとき比較的たくさん電力を消費しますが、平常時は60ワットくらいの消費電力だそうです。100ボルトで0.6Aなので8時間使用したとしても4.8Aになります。この消費電力では、100Aのバッテリーがあれば一日は十分に何とかなりそうです。2日から3日は対応できそうです。睡眠中に停電なったときは、自動的にバルブが閉まります。30分以内の停電なら復帰すれば自動的に電源が入ります。30分以上の場合は、復電したとき復帰アラームが鳴り手動でスイッチを入れなくてはなりません。装置の中にバッテリーが入っています。ただ、2時間が限界だそうです。SASのCPAPは平常時はそんなに食わないと思いますが、スイッチを入れた瞬間などは最大消費電力の1A近くになりそうです。ソーラー発電で100Aのバッテリーに満充電していれば、100ワット/12ボルトで8A。6時間使用すれば48Aなのでいざという場合は第一日目はバッテリーで対応が可能です。バッテリーが直流なのでインバーターで交流にしてからCPAPに使います。これはたいへんロスがあります。CPAP本体は交流でなく直流を使っています。私のCPAPにも直流の電源の差し込み口が着いています。ダイレクトに直流をCPAPに入れてやればバッテリーの消費電力も減少するものと思われます。48時間の停電は地震以外にはないと思います。そんなにないのですが、心配なら100Aのバッテリーをふたつつなぎ満充電しておけばよいわけです。バッテリーは3満から4満円します。ディープサイクルバッテリーで普通の車用と事に理増す。価格はほんの少し高いくらいです。災害時は仮に快晴でもCPAPで使う48Aを一日で作り出すのは不可能です。70ワットのパネルで一日がんばっても12Aなので5日間はかかります。パネルの4個増設すれば何とかなりそうですが。70ワットのパネルとバッテリーとその他の機械をそろえ10万円くらいかかります。非常用としてはまずまずと考えます。平常時は直流ハロゲンライト20ワットをつなげば夜間の照明にもなります。秋田の場合、冬は曇りや雨、雪が多いです。風は強いのでハイブリッドの風力発電併用も将来的におもしろいかもしれません。ただも風力発電はソーラー発電より越すとが高いです。プロペラでも12万円です。しかしソーラーと異なり風さえあれば24時間発電可能です。70ワットのパネルで3.3時間とすれば時間当たり20ワットなのでそんなに大きな風力発電でなくてもよさそうですが。電力の買電と比較すれば数年でも比較になりません。20年以上使ってどうかという問題になります。しかし、その間の災害時という一種の保険料と思えば納得がゆくかもしれません。ソーラー発電はおもしろいことに温度が高いときより低いときり方がたくさん発電します。こみれから秋の晴れ間が多くなるりでソーラー発電の季節と云えそうです。SAS日記来月中旬からソーラー発電に挑戦しようと思います。SAS日記と他にソーラー日記を作らなくては。昨夜は11時に寝ました。起きたのが5時、まだくらくて空気圧が読めませんでした。曇っていたせいです。あすからライトを準備します。あすから本格的に薪作りに励みます。天気がよくありませんが、合羽を着て頑張ります。