カテゴリ:誘水日記
数日前のことだけど、7時ごろ子どもたちを連れて帰宅すると、マンションの敷地内にミニパトが止まっていた。何かあったのかと思いながら駐車場に車を止めて、階段を上って行くと、上から2人のおまわりさんが足早に降りてきた。
「何かあったんですか?」 と聞いたけど、何も答えてくれず、階段を急いで降りていった。 自分の住んでいるマンションでそんな状況に出くわしたら、気になって仕方ない。 何年か前、うちの部屋の裏にある自転車置き場で、夜中に物盗り騒ぎがあって、あのときも緊張したけど、このときには「今、何かが起こっている」という臨場感があった。 子どもたちを部屋に入れて、外を見回ってみると、おまわりさんが駐車場で写真を撮っている。こりゃただ事ではないぞと思わせるおまわりさんの行動だった。 翌日、管理人さんに何があったのか事情を聞きに行った。 若い男が家宅侵入をしたらしい。 帰宅して、少しの間だけ部屋の鍵をかけ忘れていた、ちょっとしたすきを狙われたらしい。抵抗したら、男は何もせずに逃げ出し、住人も無事だったようだが、まだ外は明るさの残っている6時くらいの出来事だというではないか。 マンションの階段を上りながら、部屋のドアをがちゃがちゃとやって、鍵が空いていないか、探っている男が目撃されたこともあったと言う。 自転車の盗難も増えているそうだ。 何ともぶっそうな話だ。 うちは、ぼくが家で仕事をしているので、留守にすることは少ないけど、子どもたちだけで留守番していたり、お年寄りだけの世帯も多いから心配だ。 こういうときこそ、地域の連帯が必要になってくるのだけれども、うちのマンションは、半分近くが自治会に入っていない。横のつながりが非常に希薄なのだ。 そういったすきに、魔が入ってくるものだ。 ぼくは、自治会というのは、一種の免疫力だと思っている。外部からのよからぬ人の侵入を防ぐ、防波堤になっている。パトロールすることも大切だけど、隣同士、住人同士のコミュニケーションがしっかりしていれば、そこには外部からは入りにくい雰囲気というのができるはずだ。それが、結界であり、免疫力だと思う。 大事に至らないうちに、住人同士が対策を話し合わないと。 ぼくが子どものころは、家に鍵をかけるなんてことはなかったと思うけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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