カテゴリ:誘水日記
今回の本(「がん」をのりこえた人が気づく7つのこと)で言いたかったことのひとつが、
がんの治療はいくらでもあるということ。 基本的には標準治療で対処するのだけれども、 再発とか転移があれば、これだけでは厳しいのが現実。 もちろん、標準治療で進行したがんから生還した人はいるが、 かなりの体力と精神力が必要だと、ぼくは感じた。 じゃあ、自然療法でいこいうかと言っても、 これも根性がいる。 自分の性格をしっかりと知って、 たくさんの治療法の中から選ぶのが大切だ。 「お前ならどうするんだ?」 と聞かれる。 ぼくは幸いにも、相談できる専門家が何人もいる。 まずは、どうすればいいか、話を聞いてみる。 その上で、 手術できるものなら切ってしまうかな。 そこにある、というのは気になるから。 転移があったとしたら次の一手だ。 ぼくは、がん治療のポイントは、「遺伝子」」と「免疫」だと思う。 遺伝子の異常からがんになるわけだ。 そして、免疫が低下することでがんが広がっていく。 さてここにどうアプローチするか。 遺伝子は「心」と密接にかかわっていると思う。 心の持ち方が微細な振動として全身の細胞に伝わる。 心地いい振動は遺伝子を修復するはずだ。 帯津先生がおっしゃる「ときめき」。これが遺伝子にまでも影響を与えるもっともすてきな振動だと、ぼくは思う。 楽しいことをいっぱいやろうと思う。 免疫も、また「心」との関係が深い。 ときめいていると、免疫力が高まる。 ときめきが大事だと言っても、がんと診断されたら、ネガティブなことを考えて落ち込んでしまうのが通常の人間だろうと思う。ぼくもそうなるだろうと思う。 そんなときどうするか。 実際に、何かがんに対する治療を受けようと思う。 何がいいか。 まず、高額なものはぼくには無理。 せいぜい、月に数万円かな。 免疫に関しては、古典的だけど、「ハスミワクチン」か「丸山ワクチン」。 ハスミワクチンの蓮見先生とは親しくしているからこちらかな。 帯津先生にホメオパシーとか漢方薬をお願いするのもいい。 あと、ぼくはおしっこが飲めるから(取材で飲んだことがある)、尿療法のことを調べて、やってみるかな。これはただだから。 体を温めるのもちょっと考えよう。 そして、気功は忘れちゃいけない。 家内は優秀な気功師だから、彼女のセッションを徹底的に受ける。 自分でも呼吸法をするか。 催眠療法とかもいいね。 食事療法は、ぼくの性格からすると続かない。 いろいろな手当て療法も無理。 だけど、あまり治療とか治すことに集中してしまうと、どうもいい結果は出ていない。 がん治療は、高い山に登るようなものだとぼくは思う。 麓から見上げれば、 こんなところに登れるのだろうかと不安になってしまう。 とてもときめかない。 そんなときには、頂上まで登りきったときの爽快感とか、 頂上から見る景色とか、 登り終えたあとの達成感とか、 そういうものを想像するのが大切みたいだ。 「よし!」という気になれる。 あとは、死のこと、死後の世界のこと。 だれにもわからないけれども、 がんになれば、どうしても死を意識することになるから、それをきっかけに、自分の死生観をしっかりと構築していくということかな。 がんの体験者の方に話を聞いて回って、 少しはこうやって考えることができるようになった。 実際にがんになってしまったら冷静ではいられないかもしれないけれど、 自分の中でシミュレーションをしておけばいざというときの心構え、対応が違ってくるはずだ。 人生のピンチはがんだけじゃない。 だれもがいつも綱渡りをしているようなものだから。 何らかの危機が迫ったとき、それをのりこえらえる術をイメージしておく。 そういう意味で、 今回の本で紹介した人たちは、 がんという険しい山に登頂して、 その先にある景色を見た人たちだから。 参考になると思うな。 東京と大阪でトークショーがあります。 3月25日 東京・八重洲ブックセンター 3月31日 大阪北区 「花音」 4月20日 大阪中央区 ドーンセンター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年03月18日 10時30分26秒
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