カテゴリ:Oの人生論
母が亡くなって9日がたった。
今ごろどうしているのだろう? と思ったりする。 ぼくは、 死ぬというのは夢の中にいるような状態だと思う。 夢を見ているような感覚。 ただ、 肉体がなくなれば、 それまでの不自由がなくなる。 母は、ずっと寝たきりだったが、 「なんで体がこんなに動くのだろう」と、 不思議な思いをしていたはずだ。 そこからはしばらく、 「あなたは死んだのですよ」というメッセージがたくさん届く。 たとえば、先に逝った家族が現れたりする。 徐々に死んだことがわかってくる。 ただし、 死んだらすべてがリセットするわけではない。 生前の生き方は持ち越されてしまう。 母なら、極端な心配性だった。 今までのない環境に置かれて、 不安でたまらない。 それに、 息子たちのことが心配でどうしようもない。 不安や心配というのは、 あの世へ行くには足かせになる。 死後の世界を信じていない人は、 たぶん混乱するだろうな。 意識があるのだから、 死んだとは思わない。 生きているときと同じような行動をしようとする。 「あなたは死んだんだよ」と、 信頼できる人が言っても、なかなか信じない。 そういう人はしばらくさまよってしまう。 母は、 少しずつ死んだことを理解しつつあると思う。 四十九日かけて、 状況を把握してほしい。 そして、 不安も心配ももたずに、 あとはぼくたちに任せて、 導かれるままにあの世へ行けばいい。 家族と会えているといいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年08月07日 09時44分15秒
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