カテゴリ:Oの人生論
昨日、おばが亡くなった。 90歳を過ぎた大往生だった。 昨年、転んで大腿骨を骨折し入院した。 車いすでの移動になったので、 施設に入った。 何度かお見舞いに行った。 元気でよくしゃべっていたので、 不自由な生活だけれども、 まわりとお話をして楽しく暮らしているようだと安心した。 ところが、 先月末に2ヶ月ぶりに顔を見に行った。 げっそりやせて、 寝たきりの状態だった。 そして昨日の訃報。 ぼくのことをいろいろ気にかけてくれた。 心配してくれた。 感謝の気持ちでいっぱいだ。 うちの父親は8人兄弟だった。 長男が戦死、 次男が生後すぐに亡くなり、 長女が20代のころ、娘を出産してすぐに結核で亡くなった。 次女は90歳くらいまで長生きした。 三男は小さいころ親戚に養子に行き、70歳くらいで亡くなった。 四男が父親で88歳まで元気だった。 三女が昨日亡くなったおばさん。 五男が小学校のころに高圧線に上って感電して亡くなった。 8人中4人は平均寿命かそれ以上は生きていた。 残りの4人は若くして亡くなった。 あの時代は、それが普通だったかもしれない。 おばさんが最後までがんばってくれた。 「お前たちはよくやっていると、私がみんなに伝えるから。 それが私の役割やからな」 そんな話をして笑っていたこともあった。 あの世へ行けば、 親や兄弟と会えるのだろうか? 会えたら、 みなさんによろしく言っておいてください。 本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年04月16日 10時38分14秒
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