カテゴリ:Oの人生論
ぼくは、 どちらかと言うと、 「アンチ」の立場で生きてきた。 始まりは医療。 主流である西洋医学よりも代替療法を応援してきた。 今は、 適材適所で、 西洋医学と代替療法が融合した医学が実現すればいいと思っている。 農業もぼくの好きな分野。 それも、いわゆる農薬や化学肥料を使う慣行農法ではなく、 自然農、自然栽培を支持している。 そしてエネルギー。 原子力ではなく自然エネルギーが広がってほしいというのが、 ぼくの願いだ。 でも、 ぼくの願う形にはなかなかならない。 その原因のひとつが、 アンチの人たちのセクショナリズム。 方法論の違いで仲良くなれない。 代替療法なら、〇〇式と××式とがいがみ合っていたりする。 違いを強調して、 手を組めないのだ。 自然農でも同じ。 自分の考案した〇〇式が一番で、 ほかのやり方は受け容れないという人がけっこういる。 エネルギー問題でもそうだ。 「原子力をやめようよ」というが共通の思いなのだが、 それで手をつなげばいいのに、 「太陽光はパネルのリサイクルの技術が確立されていないから嫌いだ」 「地球温暖化の原因は二酸化炭素ではない」 といった、 枝葉の部分で足並みがそろわなくなってしまっている。 何が目的なのか。 西洋医学がすべてではないよね。 農薬や化学肥料は減らそうよ。 原発は危険だからやめよう。 どの分野にも、 社会を変えようとがんばっている人はたくさんいるが、 根幹部分に目を向けていかないと、 代替療法も自然農も自然エネルギーも、 マニアックなもので終わってしまう危険性もある。 べったりとつながる必要はない。 でも、 世の中をより良くするためには、 自己主張ばかりしないで、 手を組むところは手を組まないと。 ぼくがこんなことを言っても、 遠吠えにもならないのだが。 ぼくには大きなことはできないから、 小さなところで、 静かに物事を進めていこうと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年05月25日 16時04分02秒
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