カテゴリ:Oの人生論
電子書籍「ライター ヤギ飼いになる!」を出した。 お金を出して買っていただくものだから、 書くときにも緊張感がある。 今は、 第二作として、 「教えて裁判長~どうして原発はすぐに止めないといけないの?」を制作中。 原発を止めた裁判長の樋口英明氏にも原稿をいただき、 少しずつ進めているところだ。 これまで、 ぼくは30冊近い本を出してきたけれども、 自分で企画をすることはなかった。 編集者との雑談の中で、 「それ面白いね」と決まったものばかりだ。 もちろん、ぼくの体験や考えの中から編集者が拾ってくれた企画だから、 ぼくの書きたいことではあったが、 自分で企画を考えて進めるのとは、ちょっと違う。 純粋にぼくの興味から作れるのがいい。 ぼくのまわりにはすてきな人がいっぱいいる。 すてきな人に、 いいお話を聞いて、 ぼくの視点で、 その人柄や考え方、体験、活動のすばらしさを伝えていくのもいいなと、 今は考えている。 ぼくが文章を書くのは、 一人でも二人でも、 生き方の選択肢はいくらでもあるということを知ってもらいたいから。 ぼくのように、 大した才能がなくても、 40年も文章を書いて生きてきた人間もいる。 60代後半になってヤギを飼って、 果樹を育てて、 電子書籍をやり、 まだまだいろんなことに挑戦しようとしている。 ぼく自身もひとつの題材だ。 妻も、 10年も大手の銀行に勤めて、 たくさん給料をもらって、 安定した生活が送れたのに、 自分のむち打ちが瞬時に治ったことから、 気功に興味をもち、 自らもヒーラー、占い師になった。 都会で生まれ育って、 小さな虫でもキャーと大騒ぎしていたのに、 今では、田舎で暮らし、平気で草むらに入っていける。 娘たちも、 まったく勉強はできない子たちだが、 多くの女の子たちが進む道を選ばず、 それぞれが右往左往しながらも、 自分がしたいことを模索している。 わが家族だけでも、 「いくらでも選択肢はあるよ」というモデルになれる。 外を見回せば、 ぼくたちの経験など、 本当にささいなものだと思えるような、 壮絶な人生を生きて、 自分の道を見つけた人がいる。 そうした人たちを紹介するのも、 ぼくの役割だな。 電子書籍だからこそできることをやっていこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年06月29日 09時47分45秒
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