2ヶ月遅れの「あまちゃん」
午前中、睡眠。昨日買ったCD。「エンカのチカラ GREAT 80's 」。2009年リリース。演歌歌手によるJ-POPのカバーというコンセプト。森進一の「ワインレッドの心」に始まり、島倉千代子の「待つわ」とか、前川清の「乾杯」とか、たまらないなぁ。こんなシリーズが出ていたとは知らなかった。ほかのも聴いてみたいものばかりだ。ものまね番組でこういう面白さを狙ったものはかつてはもっとあったような気がするが、いつしか、あまり観なくなったのはなぜだろう。【送料無料】エンカのチカラ GREAT 80's [ (オムニバス) ]価格:1,880円(税込、送料込)「京平ディスコナイト」。2007年リリース。筒美京平の楽曲をクラブ仕様にリミックスしたアルバム。小西康陽プロデュース。かっこよし!90年代にそれこそピチカート・ファイヴや小沢健二に楽曲を提供したのは再評価の動きだったと思うが、それ以前の、80年代の少年隊「ABC」なんかもやっぱりいい。こうして、時間が経過してから並列に並べられると特に。【送料無料】京平ディスコナイト [ (オムニバス) ]価格:2,800円(税込、送料込)梱包作業。外出。クロネコメール便、6点。横浜西口。ダイヤモンド。有隣堂、新刊チェックなど。雑誌、立ち読み。「週刊文春」。小林信彦、みうらじゅん、亀和田武、そして、宮藤官九郎が「あまちゃん」について書いているという状況。水道橋博士の「週刊藝人春秋」、今回は小倉智昭。悪口や批判を書いてるわけではまったくないのに、はらはらするような言葉遊び。むかし、たしか「浅ヤン」だったと思うが、神田川俊郎にいろいろな扮装をさせて、堂々と「カツラが似合いますねぇ~」といじった浅草キッドを思い出した。浅草フランス座出身の井上ひさしが、そもそも過剰な言葉遊びをする作風なのだ。そして、評伝劇を得意とした。そのことを先日の「井上ひさし展」で知って、どこか水道橋博士につながってるんじゃないかと思った。「週刊新潮」。読書欄の「私の名作ブックレビュー」、先週のマキタスポーツに続き、今週は、サンキュータツオが小林秀雄「モオツァルト・無常といふ事」を紹介している。となると、来週はもしや、と期待せざるをえないけれども。ダイソー、買いもの。古本まつり。ちょっとのぞいてみるだけのつもりが、1冊、すぐに買いたい本を見つけてしまったので、ほかにはないかとじっくり物色していく。物色しているあいだに、レジにいる女性が、9年前にバイトしていた有隣堂の知ってるひとだと気がついた。すぐ気がついたものの、すごく老けて白髪になっていて、ついこないだのような気分でいたけれども、それだけの月日が経っているのだな。しかし、なんとなく気まずく思って、レジの側になるべく顔を向けないようにして会場内を移動する。あのときのバイトですと言えば思い出してくれるだろうが、言わなければたぶん気がつかれない。言うべきか、言うまいか、買いたい本をもう手に持ってしまってるので、どうしてもこれからレジへ行くのだが、しばらくうろうろして、逡巡してしまった。結局、言う必要はないやと思って、黙ってレジへ持っていって、顔を向けないようにしていたらやっぱり気がつかれなかった。気がついてないだろう。2冊、森直実「大道芸人」と和田誠「倫敦巴里」を買う。天理ビルを通って地上へ。瀬戸うどん、かき揚げ丼セット。冷たいうどんと言ったのに、店員さんが間違えて温かいうどんを作ってしまい、冷たいうどんを作りなおしてもらった。あの温かいうどん、店員が食うのかな。かき揚げはいい具合にかりかりで、タレも美味い。うどんとともに品のいい味。セットで550円だったかな。駅から遠いのでほとんど来たことなかったけど、また来よう。ビブレ。ブックオフ。とうとうこの店舗にも検索禁止の波がやってきた。しかし、そうなる前にせどりを始めていたことはむしろラッキーで、今はそれなりに、検索なしでもすいすい本を選べている。いや、それが売り上げにつながってるわけじゃないから、そこで自信持っちゃいけないのかもしれないが。でも、仮に半年前だったら、もっとダメだったはずだ。105円本、8冊。松浦寿輝を2冊、ほかは各1冊、森山大道、野地秩嘉、吉田司、高野秀行、新井由己、秋山見学者。200円本、4冊。平岡正明、岡崎武志、片平なぎさ、チャック・ウィルソン。雑誌、3冊。「ユリイカ」、「別冊カドカワ」、大山のぶ代。ムービル。モスバーガー。眠くて眠くてしかたがない。居眠り、それから雑務。1時間ほど。しゃきっとしないので移動。ひと駅手前下車。マクドナルド。雑務、2時間ほど。外でできることはやってから帰る。西友、買いもの。深夜0時前、帰宅。犬の餌付け。シールはがし作業をしながら、動画サイトで「あまちゃん」の続きを。ようやく3週目まで観た。2ヶ月遅れをざっと取り戻してしまおうと思ってたけど、急いで観るのがだんだんもったいなくなってきた。3週目がいよいよ健気だ。たまらんね。1話1話を大事に観たくなってくる。それはそうと、クドカンが朝ドラ、松尾スズキが朝日新聞の小説を書いてるという今の状況、20年前ならば信じがたい未来だ。ポッドキャストでラジオ。満を持して、「能年玲奈のラジカントロプス2.0」を聴く。放送は昨年末、報知映画賞新人賞を受賞したというタイミング。すでにダウンロードしてあったので一度聴いてるのかもしれないけど、内容をぜんぜん覚えてなかった。知らない新人女優の話として聴くのと、観ているドラマの主演女優の話として聴くのではこうも関心の度合いに差が出るか。自分のことを「普段、生ゴミなんで」といきなり言い出したのには笑った。レッスンの先生に「女優にならなくちゃ生ゴミだね」と言われたことがあるらしいんだけど、もう、「あまちゃん」のアキが言ってるようにしか聴こえないよ。女優としてどんな役をやってみたいかという質問には、万引きGメンと答える。とろサーモンの万引きGメンのネタを見て、万引きGメンの役をやりたくなったんだとか。あんな透明感のある子から、よもや、とろサーモンの名が出るとは。さらに、今後、出てみたい番組はと訊かれると、「ゴッドタン」の「バカヤロウ徒競走」と。とろサーモンや「ゴッドタン」に好んで触れていながら、なお、あの透明感を維持しているとは、ますます大変な逸材のような気がしてくるではないか。【送料無料】連続テレビ小説 あまちゃん オリジナル・サウンドトラック [ 大友良英 ]価格:3,150円(税込、送料込)◇6月8日のツイログ