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源にふれろ

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June 8, 2012
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カテゴリ:
繁忙期のために来てもらっている大勢の派遣スタッフの
中に今日から2人、外国籍の女性が来た。
セクションは違うけど、話をするのを楽しみにしていた。
ところが、筆耕というセクションへの配属だったため、
漢字の入力がネックになってしまった。
派遣会社の話では日本にもう長くいるし、履歴書も漢字で
書けるから、ということだったが、さすがに筆耕は無理だ
というもの。
結局、夕方、派遣会社の担当が来て、2人と話し合い、
今日限りということになってしまった。
納得いかない感じで帰って行った、と聞いた。

妻のことが重なって、胸が痛んだ。

他のセクションなら問題なかっただろうに、なぜよりに
よって、筆耕に入れたのか。
派遣会社の担当も、うちの会社の担当も、筆耕の担当も、
悪いと思いつつ、でも本人の怒り、痛みなどを理解することは
できないだろう。責任を転嫁して、だって……と言うばかり
だろう。

自分が覚えているこの気持ちは何なのか。
世の中に対する怒りとでも言えばいいのか。


こうしたことで人が抱えるもやもやした感情は、全く別の
第3者に向かうことがあり、向けられた方は納得のいかない
ものをぶつけられて、それをまた別の者へ。
世の中というのは、こういう風にして、納得いかない感情が
そこかしこで投げつけられている。

自分が何もしてあげられない、もどかしさ。
そんなもどかしさを覚えたところで、2人には何の役も立たない。


『生きているかぎり』(新藤兼人・著)読了。
新藤さんの文章には、地に足のついた「生きる」という骨太な
柱が貫いてある。読むたびに、身がひきしまる。








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Last updated  June 9, 2012 02:51:31 PM
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