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カテゴリ:ワイン(その他フランス)
心配された節分寒波ですが、今の所、積雪もなくこのまま終わりそうな気配ですね。
日頃、ブルゴーニュのピノノワールを愛飲している自分にとって、ここ数年の高騰は懐に痛く、 ある程度名の通った造り手になると、裾物でも3000円程の価格となり、 ディリーで飲むには高い代物となってきています。 「ブルピノの味に限りなく似ていて、それでいてデイリーに楽しめる1,000円台の ピノノワールってないもんだろうか?」と常日頃探し求めていますが、 安かろう悪かろうで、そう簡単に見つかる訳もなく・・・、 そんな中、先日飲んだワインがなかなかイケてましたので紹介します。 フランスはオーヴェルニュ地方のピノノワール、 フランス中央部に位置するオーヴェルニュは、ミネラルウォーターの産地として 名高い土地であり、自然豊かな山岳地帯であります。 粘土や石灰を含むミネラル豊富な土壌を持ち、大陸性気候の影響で雨量が少なく、 暑い夏と寒い冬との寒暖差が激しいという恵まれたテロワールを有していて、 生産数は少ないながらも質の高いワインを世に送り出している生産地との事です。 色は紫と濃いルビーレッド、 香りはラズベリー、チェリー、紅茶、腐葉土、 味わいには、ピンっと張った緊張感のようなものを漂わせ、 酸はやや多いものの、果実味豊かで旨みもほどよくあり、 南仏、ニューワールドのような甘ったるさはなく、かなりブルゴーニュのピノに近い感じです。 これが無名の産地とはいえ1,500円ほどで買えるのは魅力、 ブルピノの代わりにはなりませんが、たまに飲むにはいいかなと思いました。
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最終更新日
2015.02.02 17:05:49
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