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戦国ジジイ・りりのブログ

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2014年07月08日
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カテゴリ:旅日記(近畿)
ひさびさの新シリーズです猫

いや、まあ、上野編の間にもぽちぽち短編ははさんでおりましたが、
どれも寛永寺関連だったので、一連のシリーズという感じで
あまり別モノという感じはしなくって。

ですが、ようやく上野編も終わったので
今度はホンマもんの新シリーズです。

これは今年の1月にもらった休暇での旅行で、
タイトルでおわかりの通り、京の旅です。

現地からの雑談は「休暇のはじまり」「旅のお決まり」をご覧ください。


ひとつのシリーズが終わりに近づくと、平行して次のシリーズの準備を始めますが、
今回は前代未聞と言えるくらい何の準備もできてない・・・

何をしてたのかって?
実は今頃になって去年の廿日市の写真の整理を始めてたんです。

「まだやってなかったの!?」

って冷たいツッコミ入れないで・・・しょんぼり
上野編では歴バナが多かったので、本編の方にかかりっきりで
そんな余裕なかったんです。

写真を整理し始めたからといって、廿日市編を始めるつもりだった訳じゃありません。
まだ記憶に新しい京の旅を先に上げるつもりではおりました。

じゃあ、その廿日市編はいつ始めるのか・・・
まだ未定だし、ただでさえ大物なのに時間が開いてしまうと
ますます書きにくいのは確か雫

もう7月に入ったから、本シリーズで今年は終わるでしょう(笑)。
これが終わる頃には寒くなっているだろうから、
また次の旅に出てそちらを先に書くかもしれない。

ただ、先日TVを見ていたら、脳ミソにしまい込まれた記憶を
引き出す作業を続けることで、年寄りになっても脳は活性化されると
お医者さんが言っていたので、過去の旅のことを思い出しながら書く私のブログは
脳の老化防止に役立っているのかもしれないと少し希望を持ちました。

ので、当面は廿日市編は先送りですが、格好のボケ防止剤として
いずれ書くかもしれません。


写真の整理の他には、ちょっと本編の合間にまとめておこうと思っていたのがあって、
ここ最近はそちらの勉強ばかりしていました。
結局それも先送りすることにしたので、
気が付けば新シリーズの準備がゼロのわたくしがいたという・・・

まあ、ぼちぼち頑張りますよ。
どうせ書きながら勉強するのはいつものことだし、
無理してでも書いていかないと先へ進まないもんね。


え~、それで本シリーズ。
叡山の他も行ってはいますが、メインは叡山。

建築を好きになり始めた頃、叡山の堂宇の素敵な意匠の写真を見て、

「うおお、叡山行きてえ~~!!」

とボルテージ急上昇で一旦は旅の予定を立てたものの、
ちょっと忙しくなりすぎるのでやはり諦めた経緯があります。
2~3年くらい前のことだったかな。

自称・戦国ジジイのわたくしがなぜ今頃叡山行きを計画したのか・・・
現地からの雑談にも書いてますが、これまた寛永寺がきっかけでした。
すなわち、叡山の復興に尽くした天海と、
「三山管領宮」の輪王寺宮の追っかけがしたかったんです。

ゆえにタイトルを「叡山攻め」としているものの、
織田軍によるいわゆる「元亀の法難」を辿る旅ではありません。

ただ、叡山そのものの歴史に登場するビッグスター達の中では、
天海は影の薄い存在。

それから、輪王寺宮は江戸期の叡山の統括者と言っても、
私が宮の追っかけとして主眼に置いていたのは、別の寺。

ので、天海と宮はあくまで旅のきっかけであって、
本シリーズの中ではあまり出てはきません。
宮はある寺で出てくると思いますが。


当初の目的から外れて4泊5日何をしてたかって?
建築鑑賞・・・じゃないんですよ。
旅が終わって振り返ってみると、
なんと叡山の堂宇はろくろく観てませんでした泣き笑い

でもとっても楽しかったし満足しまして、
しかも大変わたくしらしい旅になりました。

ま、わたくしの記事を一般的観光案内と思って読んでる方は
まずいないでしょうから、本シリーズも気楽にわがままに進めさせて頂きます。



さて、前置きが長くて恐縮ですが、ひとつお断りしておくことがあります。

今年に入ってからどこかの記事で書いたと思うけど(←思い出せない)、
去年の11月から先日まで寛永寺を中心に書き続け、
この後はまず間違いなく年末頃まで本シリーズが続きます。

つまりは寺の記事がずっと続く訳で、ゆえに2014年は仏教イヤーです。

ただ、寺と言っても寛永寺の方は徳川家との関係の深さから
宗教性は低く、政治的な色彩の濃い内容が多かった。

が、比叡山延暦寺は御存知の通り古くからの天台の総本山であり、
そこからいわゆる「新仏教」が次々と生み出されたことにより
「日本仏教の母胎」とも言われる歴史ある寺です。

ので、本シリーズでは寛永寺よりも宗教色がいくぶん強めかと思います。
もちろん、いくら私が天台宗徒を目指してるとはいえ、
まったくのどシロートなので仏教の本質などには立ち入れませんが。

ただ、建物の外観などを見学していただけよりも、
仏教についてあれこれ考える場面もたびたびありました。
とある寺では、人生初の朝の「おつとめ」も体験したしね。

色々考えたことは思い出せる限りその都度記事の中で書いていきますが、
こう見えても私は原理主義的な一面も持ってましてね。

本職のお坊さんや信仰の篤い在家の信者さんが読んだら、
気分を害される考えや感想が随所に出てくるかもしれません。
時には相当不適切な表現もあるかもしれません。

が、私は決してそれらをバカにしているのではなく、
シロートが素直に考えたことだとご理解ください。

わたくしのブログの長らくの読者様はそうした場面でもおそらく
さらっと読み流して下さるんでしょうが、
そうでない方からはあるいはクレームが寄せられるかもしれません。

でも私は個々の考えに反論する気もありませんので、
こちらもあわせてご了承ください。

のっけから予防線を張って弱腰に見えるかもしれませんが、
宗教ってのは個人の心の問題で難しいので、
初めにお断りしておく必要があると思ったまでです。



<1日目>2014年1月25日(土) 晴れ

ここしばらく、ヒコーキでの西国への遠征が続いていたので、
新幹線は久しぶり。

オフシーズンの普通の土曜日で、しかもグリーンにしたので
車内の乗客は少なく、快適・・・

が、数列前のオヤジが口も押さえずにゴホゴホやっている。
「咳エチケット」って言葉を知らんのか、このオヤジ・・・ムカッ

ちょうどインフルエンザも流行していた時期だったので、
ヘンなものうつしてくれるなよ~と機嫌が悪くなる。

ふん、しかし今回は新アイテムを装着しているのだ。

首からかけておくだけで悪い菌から守ってくれるエアーマスク。
こーゆーこともあろうかと、この旅のために用意しました。
説明書を読むと、悪い菌をシャットアウトするだけでなく、
なんと装着者の加齢臭もチャラにしてくれるというスグレモノ泣き笑い
いやいや、便利なものが出たもんです。


新しく投入したアイテムはもうひとつある。
それがこちら↓。


       叡山1・ポット



スープジャー。
旅に出る少し前に誕生日を迎えたので、相棒がプレゼントしてくれました。

本来は温かい汁物を弁当として持っていけるという保温のための魔法瓶なんだけど、
その性能を応用した本も一緒に付けてくれて、それを読んでみると
簡単な調理ができたりご飯も炊けるらしい。

まあ、できるものとできないものはあるんだけど、
せっかくもらったんだし、寒い京の旅に何とか使えないかと
工夫して家で練習してみた結果、どうにかなりそうだという結論を得て
旅に持参することにしました。

考えようによっては重いしかさばって荷物にもなるんだけど、
寒い山の中で温かい食べ物を食べられるというのは贅沢なことだし、
宿では半自炊生活をする私にとっては、朝晩の食事にも応用できるので
いいんじゃないかと思ったんだよね。

去年の元日は新高山城で過ごして、ホントはコンロで隆景ちゃまのために
お雑煮なんか作りたかった~・・・と書きましたが(「新高山城(13)」参照)、
新幹線には荷物チェックなぞはありませんので、
登山用コンロを持ち込むことはできる・・・

が、叡山で山火事なんか起こす気はありませんし、
ハナから温かい食べ物は諦めてました。
しかし旅の直前になってスープジャーをもらったので、
何とタイミングがいいのだろうと相棒に感謝しました。

で、写真は行きの新幹線の中で家から持ってきた味噌汁を飲み終えたとこ。
おいしい味噌汁を飲むたび、

「日本人で良かった~」

と幸せになるわたくしでございます。


新幹線が富士山や清州城を過ぎて関ヶ原まで来ると、
戦国ファンは車窓の風景を見るのに俄然忙しくなりますが、
今回も安土城(←遠くから推定の山だけ)、彦根城(これも遠くてほぼ見えない)、
線路のすぐ近くにそびえる佐和山城(近すぎて逆にあまり見えない)など、
現存の有無に関わらず知名度の高い城を過ぎて瀬田の唐橋まで来ると
京都駅はもう目前。

私は通常、ひとつの旅で宿を替えることはしないのだけど、
フリープランを使うと安く上がるので、最初の2日はプラン指定の宿に泊まり、
中日で別の宿に移動するという異例の旅となりました。

なんで2つの宿にしたのかって?
へっへっ、それは後のお楽しみ・・・

ホントは叡山の中に泊まりたかったんです。
でも延暦寺の宿坊は厳冬期は宿泊できず、山内にある高級ホテルも
1月の半ば以降は休業に入ってしまうので、泊まれなかったのだ。

日程を少し繰り上げれば山中に泊まることもできたんだけど、
そうすると別のお楽しみとの予定が合わなくなってしまうので、
山中に泊まるのは泣く泣く諦めました。

もし叡山に宿が取れてたら、きっと5日間の日程のうちほとんどを
叡山で過ごしてたと思うんだけど。


という訳で、京都駅で降りて琵琶湖線に乗り換え、
着いたのは山科駅。
最初の宿は駅から近いところにあるので、まずは荷物を宿に預けて
いよいよ今回の旅の始まりです。



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最終更新日  2014年10月07日 09時21分11秒


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