テーマ:韓国!(16976)
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釜山総領事館付近の少女像問題。
ややこしい問題です。 韓国ややこしい、付き合いたくない、国交断絶すべきだ、そういう声が上がってきていますし、しかるべき反応だと思います。 そこで日本政府の対応は、スワップ協定再締結協議中断という断固とした処置。 当然の流れです。 韓国政府も日本大使を呼びつけたりと正に逆ギレ状態。 ところが… 朝鮮日報でこんな記事が出ました。 慰安婦:「ウィーン条約違反」 日本の主張に対抗できない韓国 内容はタイトル通り。日本の主張に韓国には言い分がないという内容。普通なら日本に対して盗人猛々しい的な主張を繰り返したり、逆ギレ記事を書くのですが韓国にしてはえらく腰の折れた記事です。 今まで逆ギレ記事が多かったのは僕からみると韓国のポピュリズムの所以で、韓国マスコミが客観的正義よりあくまでもポジショントークで世論の反感を避けようとしてきたわけです。韓国社会にはこの空気が常に蔓延しているので、建設的議論が難しい。 なのに朝鮮日報のこのまともな記事です。 ある意味、解せません。 時間を少しさかのぼって中央日報のこんな記事が。 韓経:【社説】中国に続いて日本との関係も悪化一途、東アジア外交で蚊帳の外か=韓国 内容は、韓国の日本に対し少女像問題をはじめとする日韓合意を破棄しようとする動きは間違っているというもの。 恐ろしく気が抜けるほどのまとも記事。 ポピュリズムの空気の中でうねるような韓国世論を敵に回すような記事を書くリスク。しかも反日という空気に反対する暴挙にでた、朝鮮日報と中央日報。どうした! この謎を解く鍵がここにありました。 北に侵食された韓国の闇 日本大使館前の慰安婦像で目にした異様な光景 産経新聞のあの加藤記者による記事です。 韓国当局も認める朝鮮労働党統一戦線部の偽装組織である「朝鮮日本軍性的奴隷および強制連行被害者補償対策委員会(朝対委)」という民間組織が大統領弾劾デモや少女像設置に動き、その動きは韓国政府では押さえることができないほど、韓国は北朝鮮に侵食されているという内容。 上で述べたように韓国は客観的普遍的正義より自国中心主義的世論の空気を常に作って国民統治をしてきたし、時には国民情緒という大義のもとに、その空気に支配されレしまうという逆の現象が起こるほど、その空気が蔓延しているわけです。 その空気争奪戦において韓国政府および韓国保守派は敗れたというのが今日の韓国の状況だと言えます。 親北左派団体や左派マスコミの勝利です。 多くの韓国国民は教育水準が高くても空気に対するリテラシーは弱いです。 韓国全教組の教師が、全くそういうことが分からなくするような教育をしているのも事実です。 しかし一方であまり報道はされませんが、保守派のカウンターデモが行われているのも事実です。 上記の朝鮮日報と中央日報の記事は、この空気に対する危機感から来る、ささやかながらの抵抗なわけです。 保守派も散々空気を利用してきたので、真実を語って空気のパラダイム自体を自ら暴露するところまではできませんから「ささやかながらの抵抗」しかできない状況は、正に危機的です。 空気によって返り討ちに遭うので保守派も強い論陣を張れない状況、しかもマスコミの多くはどこかの国と同様に左派陣営。 加藤支局長は保守派側の空気によって法律も曲げるようなことをされたわけですが、今度は彼らが親北左派が掌握した空気によって、追い詰められています。自業自得と言っちゃえば自業自得ですが。 正に国際条約も国内法も国民情緒という空気の下部概念に陥り、近代国家の体をなさないという状況にあり、しかも親北左派による政権奪取、日米との乖離というシナリオが見えてきただけに韓国の一部保守層は焦り始めたのが保守派デモや保守系メディアの記事に伺い知ることができるわけです。 そういう意味で日本政府の断固とした対応は、両陣営とも今後空気奪取戦においてそれぞれのロジックで利用してくると思いますが、実利的に経済的に国民生活が脅かされるという結果が招来することを明示できる対応内容であれば、韓国保守派にとっては絶好の追い風として利用することになるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.08 13:25:07
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