柴楽日記

昨日のひとコマ。
前日に遊び相手の福助がご家族の元へと帰宅したものの、相も変わらず朝が待ち遠し
くて仕方が無い様子の風歌。
この日も真っ先に部屋から飛び出すと超ハイテンションで庭中を駆けまわりながら
ちび子の一日がスタートしました。

こちらは風歌が帰宅する前のひとコマ。
大きな芋虫を見つけたナツがフェンス越しに腕を必死に伸ばしながら捕獲を試みている
様子に興味津々な風歌。

「大爺ちゃん、何がいるの？」
「芋虫って言ってな、ドッグフードほどは美味くないんじゃが、小腹がすいた時の腹の足し
にはちょうどいいものなんじゃ」２匹の背中を通してそんな会話が聞こえてきそうです。（笑）

そんな大爺と来孫のやり取りを「ナツ、そんなの食べさせちゃダメ！フウがお腹壊したら
どうすんのよ！！」って感じで心配そうに眺めていたマリ。
終いには聞く耳を持たないナツに呆れた様子で「お父ちゃん。ナツに何とか言ってちょーだい」
と言わんばかりにこちらに助け舟を求める様な面持ちをマリも見せていました。（笑）

その後、妻が芋虫を回収して事なきを得ると風歌の関心は伯母のココアへ。

フウのお世話が焼きたくてしょうがなかったココア。
「待ってました！」とばかりに可愛い姪っ子に向き合います。
「ココアのおばちゃま、行くよ！」って感じのフウの合図で２匹の庭遊びが始まり
ます。

リードで繋留されたココアが届くか否かのギリギリのライン上を上手に駆けながら
追いかけっこを楽しみ始めた風歌。

と思ったら、目の前でフウがすんごい勢いで穴掘りを始めます。
思わず呆気に取られるココアに次の瞬間突進を試みる風歌。

捕まりそうになる寸でのところで巧く身を躱しながら再びココアの周りを駆けて見せる
フウにさすがの優しいココアにも興奮の色が見え始めます。

そんな中しばらくするとそんなココアの遊びのテンションが急にトーンダウンしてしま
います。

「あれ？おばちゃんどうしちゃったのかしら？？アタイに白旗上げたのかしら？？？」
フウも不思議そうにココアを眺めています。
事態がいまいち呑み込めていない様子の風歌の後方にはやはりマリ。（笑）

興奮のボルテージが上がってきたココアのことをすんごい気迫で牽制しています。
最近はマリもナツ同様すっかり齢を重ね、若いココアたちには体力的に及ばなくなって
しまっていますが、こうしてここ一番で群れを守ろうとする大婆ちゃんの気迫には若い
世代もタジタジとなってしまうことも度々です。
こうした機会を通してマリの思いや精神がココアを始めとする若い世代へと受け継がれて
いくといいな・・・、そんなことを考えながら庭遊びの様子を眺めていました。

この後、しばらくしてパパさんとママさんのお迎えで風歌が帰宅し、そして今日の
朝一でココアもパパさんのお迎えで帰宅の途に就きました。

最後に帰宅するフウを見送るココアを一枚。

今回は福助そして風歌のお守り役、ホントにご苦労さん！そしてありがとねココア。

２匹のちびたんにとってはもとより、ココアにとってもまた今回の我が家での滞在が
いつもとはまた違った充実したひとときとなってくれているといいな。