おはなしパラダイス

梅雨の晴れ間はお日さまがキラッキラ！
暑い日にはエアコン効きすぎのファラダです(^^;図書館と一緒なので調整がきかないのです～

メンバーが持ち寄った花や野菜がたくさん飾られて素敵だったのですが、
写真に収めてくるのを忘れてしまいました
私も、今朝咲いた青い朝顔を摘んで苦労して持っていったのに！！とほほ。

さて、
おはなしファラダ　７月のおはなし会　於：あいのみ文庫


おはなし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こんな顔
「子どもに語る日本の昔話１」
こぐま社


　　


くるみわりのケイト
「おはなしのろうそく　１０」
東京子ども図書館




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
カエルの王さま
「子どもに語るグリムの昔話　２」
こぐま社





かにかに　こそこそ
「おはなしのろうそく　１７」　
東京子ども図書館




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
おどっとおどって　ぼろぼろになったくつ
「子どもに語るグリムの昔話　１」
こぐま社




絵本


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ツバメのたび
鈴木まもる　作・絵
偕成社


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
花さき山
齋藤隆介　作
滝平次郎　絵
岩崎書店




メインになるお話が多く、たっぷり聞かせてもらいました。
来週、地域の小学校でのおはなし会に語りに行くので、その準備です。
お話は皆さん何度も出しているものなので、安心して聞けるお話ばかりです。
「こんな顔」中高学年から。約５分
のんびりした中にゾクっと怖さを感じるお話です。
「くるみわりのケイト」中学年むけ。約１２分
継母が自分の娘可愛さに継子をいじめる、という話で始まりますが
珍しく仲の良い異母姉妹が主人公です。
娘の頭がころりと落ちて、羊の頭がくっついた…。なんていうところは
忘れられないです。
「かえるの王さま」幼い子から。約１３分
おなじみのお話。愛らしくわがままな王女様と不気味なカエル、そして
締めの「忠臣ハインリヒ」が良いコントラストだと思います。
「かにかにこそこそ」幼い子から。約８分
とてもよく絵が見えました。
カニがだんだん大きくなって、ついには婆さまに食われてしまうあたり、
ぞくぞくします。
「おどっておどってぼろぼろになったくつ」中学年から。　約２０分
お姫様と魔法と３度の繰り返し。昔話の定番です。
長いけれど、子どもたちもよく聞けるお話です。

「ツバメのたび」
出版されたばかりの絵本です。
シンプルに、ツバメの旅だけに焦点を当てて描かれているところが好感が持てます。
絵も見やすく、読み語りにもよいと思います。ちょうど今、ツバメが飛び交う季節に
読みたいですね。
「花さき山」
美しい絵本です。読んだ方が、雰囲気もテクニックもある方だったので楽しめました。
幼い子への読み語りには少々不向きと思われるこの絵本。高学年、中学生など、社会性が
育まれた子どもたちなら理解できるだろう、という意見に落ち着きました。
「やさしさ」の日本的解釈＝自己犠牲、この構図が私個人はあまり好きではないので
私は使わないと思いますけれど。



今月は都合にいより、いつもより１週間早く行われたファラダでした。
毎月一話覚えることを目指していますが、今月はTopazは語りませんでした。
今回期間が短かったこともあり、準備不足でしたので…。
覚えたいお話はいくつもあって並行して進めているので、一つでも二つでも夏休みに
モノにしたいと思います。
９月には中学年向けのしっかりしたお話を一つ語れるようにしたいです。