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【解説】
1)時制は2つに設定することに意義がある
音楽の長調と短調と同じように、文章全体の調子を指すのが【時制(tense)】である。
未来時制・完了時制という用語はナンセンス。
2)現在時制と過去時制は均質ではない。
現在時制は3本柱(現在形、現在完了形、現在進行形)、過去時制は大黒柱(過去形)。
助動詞は現在時制(説明文・対話向き)で多用されるが、過去時制(物語文・報告向き)では極力使わない(=過去形で、淡々と「いつどうしたか」を物語る)。
3)助動詞couldに要注意。
現在時制でのcould「(やろうと思えば)できる」「ありうる」と覚える。
過去時制でのcouldは【過去進行形の代用】could see「見えていた」、【過去の能力】could swim「泳げた」などで用いる。【完遂】「(1回)~することができた」は、①過去形、②was/were able to do、③managed to do、④succeeded in doingで、特に①②を用いる。