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木のデザイン

2017年03月10日
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カテゴリ:木のデザイン



19年前に新築した輸入住宅のペラ・ウィンドウのケースメント。
(ケースメント・サッシは、このように横方向に開いていく窓です)

ペラ(Pella)の輸入サッシの多くは、2枚のガラスの中に気密空間を
作ったペアガラスが採用されていますが、こちらのサッシは少し様子が
違っているようです。

よく見ると、室内側のガラスにはアルミのフレームが付いていて、その
フレームにはラッチらしきものがありますね。

このラッチは、室内側のガラス・フレームを窓に固定したり、外したり
する為に付いています。

つまり、ペアガラスのように気密性のある中空層を利用して断熱する
のではなく、ガラスとガラスの間の空間を大きく取って、空気量で
断熱性能を上げようという二重窓ガラスのサッシなんですね。

この場合断熱性は若干落ちるかも知れませんが、ガラス内で内部結露が
発生しても内側のガラスを外して水分を拭き取ることが可能です。

もしそれがペアガラスで発生すれば、ペアガラスや建具(障子)ごと
交換しなければなりません。

ただ、この二重ガラスには欠点もあって、ガラスの間で結露すると
建具の木部フレームに染みが出来てしまうのです。

また、ここには小さな通気口が設けられているのですが、湿気や水分を
外に出す反面、逆に雨水等の侵入を促してしまう側面も持ち合わせます。

ですから、雨の後は常に窓を開けて、室内側のガラスも少しの間
外しておくという工夫をしないと、木の腐食の問題が発生しますね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。





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Last updated  2017年03月10日 10時22分25秒
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2017年01月13日
カテゴリ:木のデザイン



防火認定を受けている輸入木製サッシと言えば、ペラ社が有名ですが、
古くに施工された窓の中には雨漏れを起すものも存在します。

勿論、全部が全部そうなるというものではありませんし、現在輸入
されているサッシは改善がなされていると思います。

とは言え、14年近く前に施工されたこのペラのボウウィンドウでは、
はめ殺し(FIX)の建具(障子)の木枠が腐ってしまい、補修が必要
となっています。

恐らく、外装に張られたアルミ板のコーナー部分やガラスとの取り合い
付近の防水が切れて、建具の中に雨水が侵入したのでしょうね。

早めに発見して適切に対処すれば、大ごとにならずに済むのですが、
建具の奥側から徐々に腐食が進行するようなケースでは、なかなか
早く発見するのは難しいかも知れません。

今回のケースは、白い塗装がされていましたので、木の状態が
分かりにくく更に不具合の発見が遅れてしまったということと、
新築を担当した住宅メーカーが既に輸入住宅の扱いを止めてしまって
いたということも問題に拍車を掛けたかも知れません。

今の状況であれば、ボウウィンドウそのもののフレームにまで、
木部の腐食が進んでいないかも知れませんが、建具を外して
中を開けてみないとしっかりしたことは言えません。

病気と同じで、早めの発見、早めの対応こそが家の寿命を長く保つ
秘訣ですので、どうぞご注意下さいね。

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Last updated  2017年01月13日 13時01分11秒
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2016年12月09日
カテゴリ:木のデザイン



とあるお客様から、ハード(Hurd)社製ダブルハングの建具(障子)
の木枠が腐ってきているので、メンテナンスがしたいというご相談を
頂きました。

写真の木製窓以外にも同様のトラブルが生じたサッシがあるようで、
いくつか同時に直さなければいけません。

まだ、写真をメールでお送り頂いただけですから、現場を見てから
判断しなければいけないと思っていますが、最近の事例からすれば
ガラスと外装アルミカバーとの接点やアルミカバーのつなぎ目
から雨水が侵入して、本体の木が腐った可能性が高いように思います。

写真からすると、窓の近くに傾斜の強い屋根が見えますから、
この屋根に強い雨風が当たって、その跳ね返りがこの窓へ横殴りに
吹き付けてきたのかも知れません。

また、もしかしたら、この窓は南側や東側の壁面に取り付けられた
もので、東南方向から吹く台風の直撃を受ける状況であったと
いうことも考えられます。

何れにしても、サッシの防水機能が劣化するなどしてうまく作動
しなかったのでしょうから、新しい建具に交換する際はその点の
対策強化をする必要がありますね。

あと、ハードの古いダブルハング・サッシは、既に古い建具の
製作を中止している可能性がありますから、窓枠の両サイドに
付いているジャム・ライナーごと交換する必要があるかも
知れません。

その際は、下窓(ボトム・サッシュ)だけでなく上窓(アッパー・
サッシュ)も同時に交換することとなります。

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Last updated  2016年12月09日 19時19分28秒
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2016年10月03日
カテゴリ:木のデザイン



こちらは、先日新しく交換したファーバークラッド木製サッシ、
マーヴィン社製インテグリティのケースメント窓。

写真は、下から建具(障子)を撮ったところ。

木製建具の下端にも、このように木部が露出しています。

特に注意したいのが、木の建具枠が組み合わさるコーナー部分。

ここには、木口(こぐち)と言って木の年輪が露出したところが
存在します。年輪がある部分は、樹木の水分が通る導管(道管)が
走っていますから、雨水が木の中へ侵入しやすい場所でもあります。

木製サッシの腐れが発生する場合、多くはこうした部分から
水分が入り込んでそれが抜けないで腐ってくるのです。

輸入住宅でアルミクラッド・サッシが施工されているところでは、
室内側の目に見える木部をニスで塗装しているケースが多く
見受けられます。(尚、ニスは室内用で屋外には向きません)

ただ、こうした木製建具の下端や上端、窓を閉めてしまうと
隠れてしまう部分で木が使われているような場所を塗装していない
という家は、実は結構存在しているようです。

塗装業者も目視出来る部分はきれいに塗らないとお金が頂けませんから
一生懸命やりますが、塗りにくくてやらなくても分からない場所は、
塗装しないで知らん顔してしまう人もいるようです。

そういう輸入住宅で、木製サッシの雨漏りや腐りの問題が大きく
なるのは必然です。

良心のある建築業者や塗装屋さんならばそんなことはないでしょうが、
皆さんのおうちも窓を開けて一度チェックしてみては如何でしょうか。

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Last updated  2016年10月03日 14時51分38秒
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2016年07月12日
カテゴリ:木のデザイン
PARA ティンバーケア 定点観測


パラペイントの屋外木部用防水塗料、ティンバーケアをヒノキの
角材に塗って放置したのが、2009年7月。

普通だったら、形は留めているかも知れないが、劣化が進んで
相当腐れも出てきているように思いますが、2012年に続いて
定点観測を行ってみました。

まず、ティンバーケアを塗ったヒノキと比較する為に同時に放置した
ウリンと無塗装のヒノキから見てみましょう。

ウリンは言わずと知れた南洋材。細胞密度が高く、石のように固い
木材です。当初シケンズという木部用塗料を塗ってあったのですが、
それは見事に取れてしまったかも知れません。

でも、木の表面に出ていた紫色のアク(樹液?)が取れて、グレー
色に変化したくらいで、割れも以前の状況と変わらないといった
感じです。

そういった意味では、ウリンの耐候性はすごいものがありますね。

ただ、南洋材は熱帯雨林の伐採規制から、将来的には手に入らなく
なる素材であることから、交換が必要になった時の調達に難がある
かも知れません。

次に、無塗装のヒノキですが、白かった木肌も既に苔むして、
年輪の中心からの割れも相当な状況になっています。

角材の角のところなどは、ボロボロと欠落する状態になりつつあります。

でも、単体で晒されていたせいか、雨が降らなければ常に乾燥する
状況でしたから、7年間野ざらしの割にはよく頑張っている方です。

最後に、ティンバーケアを塗ったヒノキですが、当初の黄色い
塗装の色は所々剥げてきていますが、劣化等による欠損は全く
見られません。

ただ、年輪の中心からの割れは、無塗装の程ではないにしろ、
少しずつ入ってきている状態です。

それでも、腐朽菌やカビなどによる黒ずみや腐りはありませんね。

多分、ティンバーケアの塗装は、一度しか塗っていないと思いますので、
二度塗りすれば5年の耐久性があるというのは、まんざら嘘ではない
ようです。(勿論、今回はそれ以上の年月が経っていますが・・・)

木製のデッキやパーゴラを作られる方は、是非このティンバーケアを
塗ってから施工してみては如何でしょうか。

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<関連記事>: PARA ティンバーケアは、こんなに強い! (2009年09月11日)

<関連記事>: PARA ティンバーケア 定点観測 (2012年12月16日)





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Last updated  2016年07月12日 13時23分21秒
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2016年06月16日
カテゴリ:木のデザイン
アンダーセンのナローライン


アンダーセン社製ナローライン・シリーズのダブルハング・サッシは、
窓の上枠に内蔵されたバランサーから糸が建具に向けて伸びています。

ダブルハングとは、上側の建具(障子)と下側の建具の両方が可動
するタイプの窓を言って、下窓だけが可動するサッシをシングルハング
と呼びます。

アンダーセンの上げ下げ窓は木製ですから、結構な重さがあるのですが、
その重量を支える為に建具をバランサーで引っ張り上げているのです。

でも、所詮糸ですから10年もすると劣化して糸が切れてきます。

上げ下げ窓は、多くのお客様が下窓だけを動かす傾向にありますから、
まず下窓側の糸が切れる傾向にあるのですが、バランサーは下窓も
上窓も同時に支える構造になっています。

また、糸は建具(窓枠)の左右に付いていますから、右か左のどちらか
の糸が切れても左右同時に交換しなければいけません。

それは、バランサー自体の寿命が一定の為、どちらか一方だけを
交換してもすぐにもう片方も交換が必要となるからです。

また、バランサーに仕込まれたバネも長年の使用で伸びていますから、
新しいものと古いものとが左右で混在すると、窓のバランスが崩れて
うまく開閉出来ないという問題も起こるのです。

建具が糸で吊ってあるなんて、欧米のクラシックな窓の雰囲気が
感じられていいものですが、そのメンテナンスには少々手間・暇が
掛かります。

手の掛かる子は可愛い、と思える人は、アメリカ アンダーセン社の
サッシはお勧めです。(尚、メンテナンス・フリーの家などありません
から、建てたら一生持つなんて甘い考えは禁物ですよ)

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Last updated  2016年06月16日 12時34分08秒
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2016年06月05日
カテゴリ:木のデザイン
塗り直した木製玄関ドア


3月に西尾市のお客様から相談を頂いていた木製玄関ドアの塗り直しに
昨日ようやく伺うことが出来ました。

施工のお話は4月にはご了承を頂いていたのですが、ペンキ屋さんの
仕事が混んでいたのと、お客様も5月のゴールデンウィークまでは、
忙しくされているというので、日程が延び延びになっていました。

つい数日前までは1週間ずっと天気が続くという予報でしたから
私たちも安心していたのですが、夕方から夜に掛けて雨が降るという
予報に変わり、早めに施工を完了しなければいけないと少し
焦りましたが、無事きれいに納まりました。

吹き込んできた雨が当たりやすいドアの下の方が、塗装も剥げて
木も傷んでいたので、まずは全体的に既存の塗料を落とすべく
細かな目のヤスリ掛けを行いました。

ただ、劣化した木の目や割れに入り込んだ古い塗料は、全て取り切る
というのは不可能ですから、ある程度のところまで取ってから
着色塗料を塗ってから、最後に屋外用木部専用塗料のティンバー・ケア
で仕上げました。

さあ、どうでしょうか?以前の記事に掲載したドアの写真と比べれば
一目瞭然。新築時の美しさを取り戻したと思いませんか?

しっかり施工すれば、劣化したドアもこれくらいきれいになるんです。

塗料を知らない塗装業者は、外部に内装に使うニス系の塗料を塗ったり
しますから、そりゃ早く悪くなるのは当然ですし、自然オイル系の
オスモや防腐剤のキシラデコールなどを塗っても防水保護をしてくれる
期間はごく僅かしかありません。

材料をよくわきまえて、適切な技術で施工をすれば、木製のドアやサッシ
でも長持ちしてくれるのです。勿論、永遠ではありませんから、その間の
手入れやメンテナンスは必要です。

最後に、ドア下に取り付けてあったボトム・ウェザーストリップや
ドア枠側のウェザーストリップの交換、ドアの傾き調整も行いました。

(ボトム・ウェザーストリップの交換は、ドアを一旦外さなければ
いけませんので、施工は結構大変ですが・・・)

私たちなら、塗装だけでなくドア全体のメンテナンスも行える
というのがいいですよね。

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<関連記事>: 塗り直せば、相当よくなりますよ





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Last updated  2016年06月05日 11時40分19秒
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2016年04月30日
カテゴリ:木のデザイン
今年のサツキ


今日の名古屋は、雲一つない五月晴れ。

会社の近くの公園でもこんなに美しいサツキが咲いていました。

ゴールデンウィークが過ぎるといよいよ初夏へと季節も移り変わって
いく訳ですが、そんな時家のことで気になるのが、羽アリです。

この季節になると毎年記事に書かせて頂きますが、シロアリの巣から
羽アリが旅立っていくのが、このサツキの咲く季節なんですね。

サツキとシロアリとは何ら関係はないのですが、羽アリが羽化するのが
丁度この時期に重なるのです。

羽アリは新しい子孫を残す為に大量に巣から放たれるのですが、
家の近くに出たからといって一概に危険視する必要はありません。

その多くは、自然の土の中に巣があるものですから、家に巣がない限り
怖がらなくてもいいのです。

ただ、家のどこかから羽アリが大量に出てきたりしたら、シロアリが
住宅の構造の一部を食べている恐れがありますので、調査が必要です。

そういった意味では、羽アリは居場所を教えてくれるサインでも
ありますし、この時期は巣を除去する絶好の機会とも言えます。

シロアリが出たからと言って、すぐに家が倒れる程の被害がある訳では
ありませんから、恐れずしっかりと駆除するように心掛けましょう。

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2016年03月07日
カテゴリ:木のデザイン
白のティンバーケア


静岡のお客様が、アルミクラッド・サッシの木部に塗りたいということで
パラペイントの白い塗料、ティンバー・ケア「サイディング&フェンス」の
ご注文を頂きました。

水性アクリル100%の高品質な屋外の木部用防水塗料ですから、
臭いもなく健康にも安全ですが、塗装の耐久性は抜群ですよ。

木部を白く塗るのに最適ですから、木製窓だけでなく木製の玄関ドアや
デッキ・フェンスなどに塗ってもいいですね。

ただ、木が随分劣化した状態では、その効果も十分発揮出来ませんから
木が新しい新築時やリフォーム時に塗装して頂くことをお勧めします。

では、お客様の元に到着したら、頑張って下さいね。

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Last updated  2016年03月07日 11時13分06秒
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2016年02月04日
カテゴリ:木のデザイン
ペラ・サッシとPARAティンバーケア


以前、ペラ・ウィンドウの建具(障子)が腐ってきたので、交換用の新しい
建具を調達しなければいけないという記事を書きましたが、それを含めた
交換部品類が入荷してきました。

ペラ・ウィンドウの建具は、アメリカから入荷した後、国内の工場で
ガラスまわりなどを更に防水コーキングで処理してから、私共の元に
届けられます。

でも、ご覧の通り、パイン材で出来た木部については、無塗装の状態で
到着しますから、私共の方で防水塗装を施す必要が生じます。

でも、なかなか国産の塗料でいいものがないんですよね。

そこで塗るのが、パラペイントのティンバー・ケア。高品質な100%
水性アクリル塗料の為、木の呼吸作用を阻害することなく、高い防水性や
耐紫外線性能を発揮します。

今回、このダブルハングの建具を取付ける前に、会社で2度塗りして
いきます。

ただ、古い窓は日焼けをして色が濃くなっていますから、新しい建具の
色が馴染んでくるまで少々時間が掛かると思います。

そういう時間を理解して頂ければ、輸入住宅で長くお住まい頂ける
はずです。

さて、もう少ししたら、2回目の塗装を始めましょうか。

輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。

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Last updated  2016年02月04日 14時41分45秒
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