カテゴリ:日本の伝統・風習の風景
昨日、行ってまいりました吉例顔見世興行、京都南座で毎年12月に東西の歌舞伎スターが集まって行われる歌舞伎です。 いろんな歌舞伎の興行がありますが、顔見世はやはり一番華やかで、豪華な一年の締めくくりにふさわしい舞台です。今回は、とりわけ十八代中村勘三郎の襲名披露の掉尾が重なり、客席は超満員。和服姿の舞妓さんや玄人筋の方も多く、華やいだ雰囲気が楽しめました。 私、十年ぶりくらい。 しばらく、12月が忙しくて、時間がなかったんだなあと気付きました。 午後の部、四時開演。終演は夜の九時半、実に五時間半(休憩時間は合計一時間十分ほどあります)のエンターテイメント。まっ、温泉に一泊できるくらいのお値段ですから、それも納得。 顔見世なので、午後の部では勘三郎は口上と道成寺のみに出演。 午前の部では、私が彼に惚れてしまった狐忠信がかかっていたので、午前の部に行けばよかったかとも思ったけど、やはり、口上かなと午後にしました。(歌舞伎に興味のない方、わからん話ですみません) 仁左衛門の俊寛は、泣けました。 恋人に裏切られ、白蛇となってお寺の鐘もろとも焼き尽くすという安珍・清姫伝説に基づく京鹿子娘道成寺は押し戻しを加えての演出で、一時間二十分の大作舞踊。 勘三郎、さすがの美しさと表現力。圧巻でした。 せっかくだから、私も着物を着て、お祝いの席にいました。 素敵な時間。 また、行きたいです。 皆様も、たまには、如何でしょう。 人気blogランキングに参加しています。お気に召されましたら、押してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本の伝統・風習の風景] カテゴリの最新記事
|
|