ゆく河の流れは絶えずして
方丈記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) [ 鴨 長明 ]誰でも自分の将来について、漠然とこうなればいいな。と思っていたり、目標に向かって頑張っていたりはするけど、自分の未来を知る人はいない。私は、いつも目標を決めて、それに向かって頑張るのが好きだった。というか、そうしないとモチベーションが保てなかったのかもしれない。図らずして、自分で進む方向を決めれない事態が起きた。人生は何があるかわからない。今は、じっと待つしかない。そんな状況だ。そんな状況になったのは、自分が初めてではないだろう。先日読んだ、りっつんさんの本に書いてあったが、励まされる言葉だ。ぼんやり電車から外の景色を見ながら思い浮かんだのは、「方丈記」だった。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」うん。そうだ。自分が望むと望まざるに関わらず、何事も変わらない事なんてない。それは、突然、自分だけに起こる事ではなくて、誰にでも、どのタイミングでもやってくる。そういうもんだ。待つしかない。と書いたが、それは止まっているのではなく、心も頭も動いているので、多分、こうやって推敲することで、成長しているはず。この状況が変わって、振り返った時、じっくり考えられるこの時間が貴重だったよね。とか、良かったよね。とか思い出すかもしれない。思い返すと、人生、立ち止まって、ゆっくり考える時間があっただろうか。学生時代は、勉学に勤しみ?流行りを追いかけのに忙しかった。人に良く見てもらいたかったんだろうな。学生時代が終わると仕事。仕事。仕事。仕事が安定すると、結婚、出産、育児。忙しかったなぁ。人生初めての待つ時代。じっくり自分と向き合うのもいいかも。未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし【電子書籍】[ りっつん ]