さあ、才能に目覚めよう
2021年度24冊目
🔵従業員の性格や能力は一人ひとり異なるという事実を踏まえて、そのちがいを活かすこと
🔵すぐれたマネジャーの認識
1.人の才能は一人ひとり独自のものであり、永続的なものである
2.成長の可能性を最も多く秘めているのは、一人ひとりが一番の強みとして持っている分野である
🔵まず自分の内側を見つめること。自分の強みの源を見つけ、実践と学習を通してその強みを補強し、その強みを日々活かせる役割を見出すこと。または、あらたな道を開拓すること
🔵強みとは常に完璧に近い成果を生み出す能力
1.強みは首尾一貫する事が出来て初めて、真の強みになる
2.満足のいく成果を得るには、自らの職務に関わるすべての業務に適した強みを持つ必要はない
3.傑出した存在になるには強みを最大限に活かせ
🔵三つの革命ツール
1.才能と経験によって身についた能力を区別する
才能:無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンであり、何かを生み出す力を持つ資質
知識:学習と経験によって知り得た真理と教訓
技術:行動のための手段
2.才能を特定する:何かの業務を遂行するにあたり、いかに早くその業務をこなすコツをつかめるか、いかに早く上達し、学んだことを発展させられるか、さらに、時間を忘れるほどその業務に没頭できるかどうか
3.才能を言葉で表す
🔵価値観と自己認識。この二つを磨かなければ、強みを築くことはできない
🔵価値観が変わることで、何に心を集中させるか変わる
🔵講演の最も基本的な技術
1.まず最初に、何について話すか明らかにする
2.そのとおり話をする
3.何を話したか最後に確認する
🔵講演術の第二段階
1.説得力を増すよう逸話や実例を準備する
2.実際に声に出して練習し、自らの耳で確認する
3.準備した個々の話はネックレスのビーズのようなものである
4.あとは演説する際、そのビーズに正しい順番で糸を通しさえすればいい。そうすれば必ずよどみない自然な語り口になる。
5.取り外し可能なカードやファイルを事前に用意し、必要に応じて新たなビーズを加える
🔵脳内回路がフィルターの役割を果たし、日々出会う出来事をふるいにかけ、集中すべき対象と切り捨てるべき対象を分類している
🔵自分の業績と今後のキャリアの方向性に責任者を持たねばならない従業員にとって肝心なのは、自らの脳内回路がどのようになっているか正確に把握すること。
🔵マネジャーは時間をかけてでも、従業員一人ひとりの才能を見極めなければならない
🔵大人が何かを自然に習得するには
1.すでに形成されているシナプス結合を鍛えつづけること(適切な技術と知識によって才能に磨きをかける)
2.活かせない脳内回路を捨てつづけること(才能に重きを置き、関係のない結合は衰えるに任せる)
3.さらにいくらかシナプス結合を増やすこと(多大な体内エネルギーを消耗する)
🔵天賦の才なしで訓練を重ねると、進歩するどころか燃え尽きてしまう
🔵才能の源泉を見つける
・無意識の反応、切望、修得の速さ、満足感
🔵34の強み
アレンジ、運命思考、回復志向、学習欲、活発性、共感性、競争性、規律性、原点思考、公平性、個別化、コミュニケーション、最上志向、自我、自己確信、社交性、収集心、指令性、慎重さ、信念、親密性、成長促進、責任感、戦略性、達成欲、着想、調和性、適応性、内省、分析思考、包含、ポジティブ、未来志向、目標志向
🔵才能の中に必ず存在する強みの種を見つけ、それを育て、実現させるというのは、何より責任の重い、何よりやり甲斐のある、さらに自分自身に忠実である
🔵自らの複雑な資質の仕組みを把握すれば、ほかの人の資質もその価値も認めることができるようになる。むしろ自らの資質の価値がわからなければ、ほかの人の資質などわかるはずがない
🔵強みに主眼を置いたうえで弱点に対処する方法をみつける
🔵弱点とは、すぐれた成果を得るのに妨げになるもの
🔵必要な知識と技術を身につけてもなお、標準以下の成果しか上げられなければ、才能の欠如
🔵才能に関する弱点に対処する戦略
1.少しでもよくする
2.サポートシステムをつくる
3.才能の力で弱点に打ち勝つ
4.パートナーを見つける
5.とにかくやめてみる
🔵自分の主要な資質が常に活かせるような演じ方を考えれば、最高のパフォーマンスを演じることができる
🔵マネジャーにできること。明確な目標を掲げる。それぞれの業務の根本的な意義を従業員一人ひとりに意識させる。従業員が誤ったときには戒める。正しいことをしたときには褒める。個性化を重要視する
さあ、才能に目覚めよう