失敗の科学
今日の読書は、2020年度 112冊目
❤あらゆるものが当てはまるということは、何からも学べないことに等しい
❤フィードバックは道を示す明かりである。時機を逸したフィードバックは、直感的判断を向上させる効果が乏しい
❤自分の仮説が間違っているかどうかを確認すれば、ずっと短時間で正解を導き出せる
❤失敗から学ぶには2つの要素が鍵となる。一つは、適切なシステム、もう一つは、その適切なシステムの潤滑油となるマインドセット
❤失敗から学べる人と学べ内人の違いは、突き詰めて言えば、失敗の受け止め方の違い
❤成長型マインドセットの人ほど、あきらめる判断を合理的に下す。彼らにとって、引き際を見極めてほかのことに挑戦するのも、やり抜くのも、どちらも成長なのだ。
❤自分の考えや行動が間違っていると指摘されるほどありがたいものはない。そのおかげで、間違いが大きければ大きいほど、大きな進歩を遂げられるのだから。批判を歓迎し、それに対して行動を起こす者は、友情よりもそうした指摘を尊ぶと言っていい。己の地位に固執して批判を拒絶する者に成長は訪れない。我々の社会に大きな転換が起こり、ポパー的な反証主義で批判をとらえる姿勢が広く浸透すれば、私生活にも、社会生活にも革命が起こり得る。もちろん、仕事をする上でも例外ではない
失敗の科学 [ マシュー・サイド ]