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カテゴリ:いきもの・動物・植物・虫
『 農家の真似で... 』 昨年11月に畑の西側と北側にライ麦の種を蒔いて野菜の風除けと土壌調整を始め。 初めての事なので効果の程は想像もつかなかったのですが、 野菜にとっては西風や北風は想像以上に厳しいものだと言う事を知りました。 ① 西北にライ麦が無いネギ苗 ② 西北のライ麦が風除けとなったネギ苗 畑にネギの種を直播きし6ヶ月後にライ麦の種を蒔かなかったネギと蒔いたものの差。 ネギの成長度合いがかなり違い太さと葉色の濃さの違いは顕著です。 更にネギとライ麦の相性がいいらしいと言う事も後からネットで知りました。 ③ 根こぶ線虫被害に遭った胡瓜の根 ④ 根こぶ線虫被害に遭った人参 何故畑にライ麦の種を蒔こうと思ったのか... それは昨年に地中に棲む【線虫】に胡瓜や人参が被害を受けたからです。 1年前は被害も無かったので見た時は「なんだこれ!」で人参は不味くて廃棄です。 それからネットで調べ【麦】を育てる事で線虫被害を抑えられる事を知りました。 線虫は顕微鏡レベルで観ないと分からないくらい小さな回虫の様な虫で、 更に調べると線虫も土のバランスを整える一種なので居なくてはならない存在だと... いやぁ~ 肥料を入れれば野菜は育つなんてないんですね。 如何に土作りの大切さが重要なのかを知りました。 なので今年1月は米ぬかに色々と混ぜて発酵させた【ぼかし肥料】を作りました。 そして1.3m程に背丈の伸びたライ麦なんですが... 放置すると種が落ちて雑草並みに育ってしまうとの事で3/31に麦刈りをして。 ならば昭和時代の田んぼ風景の様な稲架(はざ)掛けをしてみたい! 夏野菜【立ち胡瓜】の為に立てた柵を流用して稲架掛けをやってみました。 麦束をどの様に束ねるのかYoutube で調べ稲を束ねる方法と同じ事をして、 紐も使わず麦の穂を紐代わりに使いきちんと束ねる事が出来ました。 そして稲架(はざ)掛けの天敵は... 雨です。 家庭菜園も農作業も規模が違うだけで遣ってる事は大差なく手間が掛かります。 ” 面倒 ”なんて気持ちも有りますが せっかく干して雨に濡れればカビてしまいます。 このビニール掛けも昭和時代に観た風景です。 3/9の大雨でも濡れずに済んでいるので後1週間くらいで【麦藁】が出来そうです。 これはこれで冬場の地表面の防寒に使え... 農家の考え方って無駄がないですね。 今年9月で2年目の新米家庭菜園者ですが まだまだ学ぶ事が多いと感じています。 因みに年間の畑作業は300日以上で 平均歩数は7,000歩。 身体は疲れますが以前より体力的に健康になったような気がしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.09 22:21:33
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