カテゴリ:債務整理
群馬県N市に在住のKさんからメール届く このAさん、今年の7月始め、2時間かけて来所された。 色々の事情で、着手金は分割で後払いで受任した。 ところが、本日まで、一切の入金が無い。 こんな状態では、各債権者と和解しても、支払に責任が持てないと 先日、やむえず辞任する旨のメールを送った。 その返事がきた。 以下原文 00様 入金が遅れてしまいまして、大変申し訳ありませんでした。 予定外の出費もあり,仕事に影響したので、そちらを優先させてしまいました。 先生との信頼関係を一方的に無くしたのは私自信なので、辞任されても当然です。 本当に申し訳ございませんでした。 先生にお会いして、相談させていただいて、ほっとしたのと 先生の人柄に安心して、そして先生の対してあまえていたようにおもいます。 先生、ご無理を承知でお願いします。 何とか、もう一度、お願いします。 今度、二度とこのようなことがないよう先生に約束いたします。 着手金は今週末に必ず振り込みますので、もう一度だけ僕に力を貸し下さい。 本当に勝手なお願い申し訳ございませんが、どうか宜しくお願いいたします。 A 一度失った信頼関係を取り戻すのは難しい。 私を頼って、遠方から来所された、その時の真剣な眼差しを見て 「この人のためなら・・」「何とかしてあげなければ」と思った気持ちも 今は、薄らいでいる。 もう一度、チャンスをあげるべきか? 苦慮するところである。 午後 2度辞任されたTさん来所、 一度目は弁護士に、急にTさんの仕事先が新潟県から、 今の埼玉県に変わったので、意思の疎通が取れなくなったとのこと、 二度目は、司法書士から、借金を1社隠していた為、 信頼関係が無くなったとのことで・・ 私 「何故、借金を全部ださなかったのですか?」 「破産の場合は全部の借金をださないと・・・」 Tさん「隠していた訳では、無いんです」 「前の弁護士に、それは関係無いと言われたので・・」 私 「それで、一方的に?」 Tさん 「そうです、うちの看板に泥を塗ったと・・」 私 持参した資料を見ながら、 「過払い金が発生していますね」 Tさん 「私も始めて知りました」 「報酬金で30%、破産の着手金として15万円引かれています。」 私 「報酬で30%?」 Tさん「高いですよね?」 私 「うーん、うちの場合は20%ですが・・」 「破産の全部の費用はいくらでした?」 Tさん「30万円です」 私 「えぇー30万ですか?」 「報酬の自由化ですからね・・」 「とにかく、これだけ過払いがでたら、破産処理は大変ですよ」 「その司法書士は、良いとこ取りだけをしたのかな?」 Tさん「私もそう思います」 Tさんの言うことをすべて信用する訳にいかないが、辞任する理由も色々あるようだ。 より良い信頼関係を築くためには、お互いの自覚、努力が必要のようだ。 良い仕事をしてもらうために、良い仕事をするために・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[債務整理] カテゴリの最新記事
|