カテゴリ:過払請求
Tさん 各社の履歴、調停調書を持って来所。 自分で裁判所に5回程通ってすべて調停を成立させた。 その中で、3社に対して過払いだが債務不存在の決定がされた。 調停委員の仕事はここまでである、過払い請求までは面倒を見てくれない。
私 「債務不存在と言うことは、過払いに間違いないですからね」 Tさん 「調停委員もそう言っていました。」 私 「徹底的に取り戻しましょう」 「A社とP社は満額返してくれますが・・」 「R社は7割、8割しか返しませんので、即、訴訟を提起しますよ」 Tさん 「訴訟ですか? 」 私 「満額は勿論、利息まで取りにいきますよ」 Tさん 「そこまでは・・・・なんだか、悪い気がするんですが・・」 私 「何も悪い事ありませんよ、当然、返して頂くお金ですから・・」 「Tさんには電話が来たりすることは一切ありませんから」 Tさん 「そうですか、宜しくお願いします」
「お金が必要な時助けてくれた」 「あの時貸してくれなかったら・・・」 と過払い請求を罪悪視する人がいる。借りた弱みだろう。 グレーゾーン金利は違法との判決も出始めている。 その金利で業者は莫大の利益を上げてきた、そして、払っても、払っても 減らない借金に苦しんできたのは債務者だ。 遠慮する事はない、払い過ぎたお金は全部返して貰いましょう。
ところで、残金が残っている場合、業者は任意整理にも、過払い請求にも、 弁護士、司法書士の介入がなければ応じない。そこで完済してから過払い請求をするか 即、訴訟または調停を申し立てをするしかない。 特定調停は自分で債務整理を進めていくのに良い制度だ。 調停委員が中に入ってくれる。費用も印紙代ぐらいで済む。 ただ、特定調停は債務の支払いに関しての調停である。 過払い請求までは面倒を見てくれない。 債務不存在の決定を貰って、新たに過払い請求をすることになる。 自分のお金を返して貰うのに、面倒な、また二重手続きを踏まなければならないのは これ如何に? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.21 08:43:29
コメント(0) | コメントを書く
[過払請求] カテゴリの最新記事
|