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司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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萩2696

萩2696

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2007.08.20
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カテゴリ:過払請求
 

 Tさん 各社の履歴、調停調書を持って来所。

自分で裁判所に5回程通ってすべて調停を成立させた。

その中で、3社に対して過払いだが債務不存在の決定がされた。

調停委員の仕事はここまでである、過払い請求までは面倒を見てくれない。

 

 私   「債務不存在と言うことは、過払いに間違いないですからね」

Tさん  「調停委員もそう言っていました。」

 私   「徹底的に取り戻しましょう」

      「A社とP社は満額返してくれますが・・」

      「R社は7割、8割しか返しませんので、即、訴訟を提起しますよ」

Tさん  「訴訟ですか? 」

 私   「満額は勿論、利息まで取りにいきますよ」

Tさん  「そこまでは・・・・なんだか、悪い気がするんですが・・」

 私   「何も悪い事ありませんよ、当然、返して頂くお金ですから・・」

      「Tさんには電話が来たりすることは一切ありませんから」

Tさん  「そうですか、宜しくお願いします」

 

 

 「お金が必要な時助けてくれた」 「あの時貸してくれなかったら・・・」

と過払い請求を罪悪視する人がいる。借りた弱みだろう。

 グレーゾーン金利は違法との判決も出始めている。

その金利で業者は莫大の利益を上げてきた、そして、払っても、払っても

減らない借金に苦しんできたのは債務者だ。

遠慮する事はない、払い過ぎたお金は全部返して貰いましょう。

 

 ところで、残金が残っている場合、業者は任意整理にも、過払い請求にも、

弁護士、司法書士の介入がなければ応じない。そこで完済してから過払い請求をするか

即、訴訟または調停を申し立てをするしかない。

特定調停は自分で債務整理を進めていくのに良い制度だ。

調停委員が中に入ってくれる。費用も印紙代ぐらいで済む。

 ただ、特定調停は債務の支払いに関しての調停である。

過払い請求までは面倒を見てくれない。

 債務不存在の決定を貰って、新たに過払い請求をすることになる。

自分のお金を返して貰うのに、面倒な、また二重手続きを踏まなければならないのは

これ如何に?






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Last updated  2007.08.21 08:43:29
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