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司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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萩2696

萩2696

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2012.10.29
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カテゴリ:過払請求
 

 「裁判は費用も時間もかかる」 

 訴訟に対するイメージであるが、勝ち負けのはっきりしている「過払金返還訴訟」に限っ

 てはそうとは言えない場合が多い。

 

 *社は、今まで訴外でほぼ満額の返還ができたが、最近条件が厳しくなった。

  過払い利息が多額に付加されている案件は、何回も交渉を重ねて和解に至らず、気

 が付けば2、3月経過していたということにもなりかねない。

 

  Kさんの過払い金は元金110万円 過払い利息38万5000円の合計 148万5000

 円、訴外での交渉で、利息も含めて満額近い金額で和解するのは無理と判断、即、訴訟

 を提起した。

 

 早速、担当者から電話がきた。すこぶる機嫌が悪そうだ。

 *社   「いきなり訴訟をするとはどういうことですか?」

  私   「申し訳ありません、御社はそのようなことはないとおもいますが、時間ばかり、

       かかり、それでも解決しないことが多いんです」

       「取りあえず訴訟を提起させて、その後話し合いさせて頂くのは当事務所の方

       針です」

 *社   「わかりました、それでは和解して下さい、100万円でどうですか?」

  私    「申し訳ありません、その金額ではちょっと・・・・ ・・・。」

 *社   「110万円では? 依頼者に聞いて下さい」

  私    「それも・・・」 

 *社   「どの位(の金額)なら良いんですか?」

  私   「入金日までの利息は免除しますから 148万円でいかがですか?」

 *社   「全額請求するつもりですか?

 荒々しい言葉使い、相手の顔色も変っているのが想像できる。

 

 私    「払い過ぎた金額は全額返して頂くのは当然ではないですか?」

       「何か、間違ったこと言っていますか?」

 *社   「・・・ ・・・」

       「依頼者の意向を聞いて下さい!」

  私    「私は代理人です、貴方に言われて聞く必要はありません」

 *社   「・・・ ・・・」

       「検討して、また電話します」

 

  こちらから和解を急ぐことはない、近いうちに、この金額で和解なるだろう。

 払い過ぎた金額を、法律で決められた利息を付けて全額返還するのをが、異質に見ら

 れるのはこの業界だけである。

 業者の対応も問題だったが、安易に和解を受け入れてきて、「過払い金は減額して返還

 するのは当然」という風潮を生じさせてしまった我々にも責任がある。

 

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Last updated  2012.11.01 06:56:51
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