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2005年12月18日
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カテゴリ:映画・テレビ
未来の想い出 Last Christmas』1992年製作・日本

いーぐる⇒ 【邦画】 BANDAIVISUAL 未来の想い出 Last Christmas[BCBJ-1081]


藤子ファンにはすっかりお馴染みだろう。『ドラえもん』の原作者、藤子・F・不二雄氏が、1991年にビッグコミックに連載していた『未来の想い出』の実写映画化である。この映画には、原作者の藤子・F・不二雄氏自身も企画として参加しており、また、占い師役で出演していることも見逃せない。(ちなみに、藤子不二雄A氏、石ノ森章太郎氏、赤塚不二夫氏ら有名漫画家も、納戸遊子の受賞パーティーのシーンで出演している。)

また、監督には、のちに『失楽園』『模倣犯』『阿修羅のごとく』などのヒット作を生み出すことになる森田芳光氏に、特技監督には、今年『ローレライ』をヒットさせた樋口真嗣氏が参加していることも注目すべきところだろう。

そして、キャストは納戸遊子役に清水美砂、金江銀子役に工藤静香が主演を務めるほか、ほとんど端役といっていいシマヤマヒカル役の鈴木京香、銀子を刺し殺そうとする男役に唐沢寿明というキャスティングにも驚かされる。そして、もう一人・・・あの狂言師(?)、和泉元彌の映画デビュー作であることも、付け加えておこう。


現在、Gyaoにて無料放送中(来年1月5日まで)ということなので、ちょうどいい機会なので鑑賞してみた。原作自体は未読で、まっさらな気持ちで、この映画を鑑賞したが、この映画からは結局のところ、人生をやり直すことは、根本的な解決にはつながらない、つまり、自分の人生は、自分を信じて、自分で切り開くべきという、「ドラえもん」の道具を使うことが、物事の根本的な解決につながらないところに似通ったものを感じる。藤子F作品の世界観というか、共通点とも言うべきか、それはなんとなく伝わったように思う。

ただ一映画としてみるならば、これはむしろ森田監督の色合いが強いように感じられる。(もっとも、かく言う私は、森田監督作品などあまり見たことがないのだが。)80年~90年代のヒット曲を効果的に使い、時間の経過とともに、遊子と銀子の人生の儚さ、むなしさをよく表していた。音楽面というところから見れば、秀逸だったように思う。とはいえ、全体的に面白いかというと、そうでもなく、かといってつまらないというわけでもない。どっちつかずの印象を残した。これは、一度森田監督作品を見てみないと、真の良さはわからないかもしれない。

映画の面白さより、むしろ私は、遊子と銀子のそれぞれの彼氏の方に目が行ってしまうわけで・・・
遊子の彼を演じたのは、これが映画デビューとなった和泉元彌。劇中でも、狂言師という設定だったため、この設定あっての起用だったかもしれない。なぜ森田監督は、狂言師を出してきたのかはわからないが・・・

その後の和泉元彌の活躍と凋落ぶりはもはや説明するまでもないだろう。
それにしても、元彌は「これから日本人は、日本的なものをどんどんアピールしていかなければならない」とか、劇中で言ってたけど、プロレス参戦もその一環なのかねえ~??(笑)

ついでに、銀子の彼だったデビッド伊東。最近見ないなあ~。今、彼はどこで何をやってるんだろうか??ヒロミ(B21スペシャル時代の同僚)と連絡取ってるのか~??今、一番人生をやり直したいなどと思っているのは、この二人なんじゃないだろうか??

ならば、いっそこいつら主演で『未来の想い出2 ~ラスト・ディナー~』なんてやってみたらどうだろう??いや別に劇場じゃなくても、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の中でやってもいいし。(ちなみに、この映画の公開直前に、「とんねるずのみなさんのおかげです」で、工藤静香が準レギュラーだったこともあって、この映画のパロディー版なるものが放送されていた。そのパロディー版での遊子役は木梨だった・・・。)

え?なんで「ラスト・ディナー」かって?それはもう、深く考えんでいいでしょう。


とにもかくにも、いろんな意味で、この映画は人生のむなしさを覚えるのである・・・。


~作品データ~
<あらすじ>
1981年。売れない漫画家・遊子(清水美砂)。うだつのあがらないまま10年の歳月が流れた91年のクリスマス、遊子は銀座で占い師・銀子(工藤静香)と出会う。銀子は結婚生活がうまくいかず、占い師のアルバイトをしていた。ふたりは再会を誓って別れるが、翌日遊子は出版社のゴルフコンペで倒れ息を引き取ってしまう。そして遊子の葬儀の夜、銀子も事故で命を落としてしまう。遊子が目を醒ますと、そこは10年前の世界だった…。 (Gyaoより)

<スタッフ>
監督・脚本:森田芳光(『失楽園』『模倣犯』『阿修羅のごとく』)
製作:鈴木光(『夜逃げ屋本舗』『〈39〉刑法第三十九条』)
企画・原作:藤子・F・不二雄(映画『ドラえもん』シリーズ)
音楽:加古隆(『大河の一滴』)
音楽プロデューサー:長崎行男(『模倣犯』)
特技監督:樋口真嗣(『ローレライ』『日本沈没(06年)』)

<キャスト>
金江銀子:工藤静香(『極道の妻たち 危険な賭け』)
納戸遊子:清水美砂(『ゲレンデがとけるほど恋したい。』『湘南爆走族』)
倉美タキオ:デビッド伊東(『ふざけろ!』)
夏木寿也:和泉元彌(NHK大河ドラマ『北条時宗 』)
宇留沢等:橋爪功(『ミスター・ルーキー』『竜馬の妻とその夫と愛人』)
杉田行男:宮川一朗太(『家族ゲーム』)
町田:うじきつよし(『7月7日、晴れ』)
桐波:唐沢寿明(『CASSHERN』『みんなのいえ』)
田代フミ子:眞行寺君枝(『蘇える金狼』)
シマヤマヒカル:鈴木京香(『竜馬の妻とその夫と愛人』『血と骨』)


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最終更新日  2005年12月18日 22時43分58秒
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