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テーマ:ニュース(99469)
カテゴリ:science
国民の3人に1人が罹患し、経済にも悪影響を及ぼしている花粉症の主原因のスギ花粉の飛散を防ぐ新技術の開発が進んでいるそうです。 神奈川県が昨秋、花粉を飛ばす雄花を枯らせる菌類を発見しました。国がその菌類を薬剤に活用する研究開発を進めているそうです。実用化すれば数十年を要するとされる伐採や植え替えに代わる画期的な花粉症対策になる可能性がありそうです。 神奈川県が発見した菌類は、スギの雄花に寄生して枯死させる「シドウィア菌」で、雄花を枯らし、さらに周辺の雄花にも菌糸を広げます。 枯死した雄花は開花しないため花粉が飛散しない一方、雄花以外には無害で木の生育に問題はないそうです。この菌を薬剤として活用し、ヘリコプターやドローンによる空中散布などが可能になれば、即効性のある新たな花粉飛散防止策になるとしています。
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最終更新日
2020.01.07 04:30:05
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