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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:サザンオールスターズ関連
SASの1thアルバムに収録されている「当って砕けろ」。
非常に思い入れがある歌である。 この歌の一番好きな箇所は、出だしの♪いの一番に~とんで行きましょう~昔の女なんて~お~さ~らば~♪のところだ。 自慢じゃないが、私は高校時代、女の子関係は玉砕しっぱなしで、砕けるどころか、木っ端微塵だった。十数回はフラレタだろう。 なぜあんなにフラレたのだろう。たぶん、嫌なことは忘れる、辛い過去は振り返らないという性分が、いつまでも学習できなかった原因だと思う。 当時は、ネットなどの情報源がなかったから、恋愛のこと、女の子の心情を推し量る術は簡単には入手できなかったのである。(今でも人の感情は表面的な情報ではわからないが) フラレた数が、二桁になったころ、海を見ながら感傷に浸りながら自己分析してみた。 だいたい当時の私の恋心は以下のようなパターンだった。 フラレる→落ち込む→オレの青春はバイクと歌とヤロー友達だ→「あいつとララバイ」とかの青春バイク漫画を読んで、やはり彼女がいないと寂しいと思い始める→好きな女の子を見つけ出す→浮かれる→告白する→振り出しに戻る。 悲しい。悲しすぎる。私は恋に恋する間抜け野郎だったのである。 私は、高三の11月、この忌まわしい連鎖を断ち切るため、佐野元春のようなシティーライフをエンジョイするために、東京へ行こうと決意し、猛烈に受験勉強を始めた。失恋は時にものすごいパワーを発揮する。 私は3ヶ月間、一日、2時間睡眠の猛勉強の結果、東京の大学に一校引っかかって入学することが出来た。 しかし、東京へ来ても状況は変わらなかった。 人の性格は簡単には変わらない。相変わらず「当って砕けろ」の精神が健在だったからだ。 下心という名の欲望がいなければ、私はもう少しマシな人間になっていただろう(汗) まあ、これも人生か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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