だから、最初からメダル渡しときゃ（以下略）

October 10, 2010

　つー事で、「オーズ」第６話。

　なるほどねぇ。ここへ来てようやく、主要キャラのパワーバランスを明確にした感じだね。

　アンクは、うまく要点をずらして言葉巧みに相手を丸め込むタイプ。例えば今週みたいに、火野くんが「メダル集めて何するんだ？」って質問を、違う話題（メダル３枚が揃うと云々）にすり替えて、本心を隠すという。
　だから、はたから見ると会話がかみ合ってないように思えるんだけど、実際の相手は気がつかない。まあ、要するに詐欺師だわな（笑）。

　で、それに対して宇梶さんは、ちゃんとしたカードを用意してイニシアチブを完全に握ろうとするタイプ。
　今回のアンクとのやりとりなんてまさにそうで、最初にこちらが本来望む条件より高い数値を提示しといて、相手がそこまで折れたように見せたところで、一気に畳み掛ける。交渉術の初歩の初歩だよね。
　
　必ずしも怪人側だけが悪で脅威なわけじゃない。ぼくらの勇者王・小林靖子さんの本領発揮はこれからだな。

　まあ、それにチビッコがついて行けるかって問題があるけど（笑）。

　あと、もうひとつ苦言を呈するなら、やっぱり元セレブの娘は、もうちょっと掘り下げてほしかったかも、と。結局、口説明だけだったし、それこそ前のブーちゃんよろしく、暴走してショップに強盗しに行くとか。
　つーか、買い物中毒もアル中と同じで、そう簡単に直りゃしないよ。それで実際に自己破産したヤツ、知ってるし。

　時間の都合で、今週はここまで。

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